長塚京三×麻実れいがアーサー・ミラーの代表作で初共演。米国気鋭の演出家を招いて
長塚京三、麻実れいらが出演する舞台『みんな我が子』の制作発表が10月28日都内で行われ、長塚、麻実に加え田島優成、朝海ひかる、柄本佑、演出のダニエル・カトナーが登壇した。
『みんな我が子』のチケット情報
本作は『セールスマンの死』などで知られる現代アメリカ演劇の劇作家アーサー・ミラーによるトニー賞受賞作。ブロードウェイでの初演は1947年、その後2008~2009年に再びブロードウェイで、2010年にはウエストエンドでも話題となった。今回の日本公演では『オペラ座の怪人』『キャバレー』の演出でおなじみのハロルド・プリンスの一番弟子であるダニエル・カトナーが作品を手がける。舞台は第二次大戦後のアメリカのとある家族の一日。父・ジョー(長塚)は家族の前では強い父親として生きてきたが、戦争中のビジネスにおいて他人に明かせない秘密を持っていた。そんなジョー一家を元ビジネス・パートナーの娘で、ジョーの次男の恋人であるアン(朝海)が訪ねてくる。アンの来訪を機に絶望へと突き落とされるジョー。
やがて家族は崩壊して……。
麻実から舞台共演のラブコールを受けた長塚は、ミラー作品の無骨な父親像に思い入れがあると言う。