大人も楽しめる! 気鋭の作家による「KAATキッズ・プログラム2012」
KAAT(神奈川芸術劇場)が昨年に続き開催する「KAATキッズ・プログラム2012」について、5月16日に記者発表が行われた。会見には、芸術監督を務める宮本亜門のほか、主催公演を担当する前川知大、小川絵梨子、小野寺修二が登壇した。
「KAATキッズ・プログラム2012」チケット情報
昨年の震災をきっかけに、大人と子どもが一緒になって楽しめる本物の舞台で観客を元気にしたいとスタートした「キッズ・プログラム」。ミュージカルとワークショップを手がける宮本は、ミュージカル『ザ・ウィズ-オズの魔法使い-』について「元気になるようなものをやりたい!というところから企画しました。自分の力を信じるというシンプルなメッセージを伝えたい」とコメント。主役のドロシー役についてはAKB48をはじめ、NMB48、HKT48、SKE48のメンバーにオーディションを実施中。「徹底的に競い合って、もっと上手くなりたいという根性と熱さをもった人を選びます。最悪、見つからなければ別から」と、宮本自身がひとりひとりを見て、実力のみで審査していることを明かした。
また、1990年に初演した宮本の演出・脚色によるミュージカル『ピノキオ~または白雪姫の悲劇~』をもとにワークショップも実施する。