大ヒットミュージカル『エリザベート』、上演回数1000回を達成
ミュージカル『エリザベート』が8月4日、愛知・中日劇場の昼の部で上演回数1000回を達成し、特別カーテンコールを行った。2000年の初演から12年、コンスタントに上演され続けての金字塔。初演から出演し続けている高嶋政宏は「今まで公演回数を気にしたことはない。600回記念などの時も『なんや600回か』とか思っていましたが、さすがに1000回と訊くと、すごいなと思う」と感慨深げに話した。またカーテンコールにはスペシャルゲストとして、初代エリザベート役の一路真輝も登場。高嶋や、同じく初演から出演している山口祐一郎らと抱き合い、この記念日を祝った。
ミュージカル『エリザベート』チケット情報
作品はオーストリア・ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描くもの。ヒロイン・エリザベートや、彼女を死の世界へ誘うトート(死)などはダブル、トリプルキャストで演じられているが、エリザベート暗殺犯ルイジ・ルキーニ役の高嶋はシングルキャストで1000回、1公演も欠かさず出演している。
高嶋は「初演はあまりの大変さに、舞台袖でぜーぜー言いながらやっていたが、今ではこれほどリラックスする役はない」としみじみ。そんな高嶋に、こちらも初演から2006年まで通算606回、ひとりでエリザベートを演じていた一路は「約6年、シングルキャストでともに出演していた高嶋君とは戦友のような感じ。