くらし情報『スペインの作曲家モンポウの没後25年記念。知られざる名曲を日本初演!』

2012年8月24日 19:01

スペインの作曲家モンポウの没後25年記念。知られざる名曲を日本初演!

スペインの作曲家モンポウの没後25年記念。知られざる名曲を日本初演!
20世紀のスペインを代表する作曲家フェデリコ・モンポウの没後25年を記念したコンサートが、9月1日(土)に東京オペラシティで行われる。

「フェデリコ・モンポウ《インプロペリア》~ひそやかな祈りのために~」の公演情報

1893年バルセロナ生まれのフェデリコ・モンポウ。ドビュッシーやサティ、プーランクといったフランス近代の作曲家たちから影響を受けたその作品は、簡素な形式と近代的な和声が巧みに組み合わせられ、非常に繊細で内省的なものが多い。特にピアノ曲の分野で多くの名作を残したことで知られており、近代のスペイン楽壇への影響は計り知れない。

今回の没後25年記念コンサートでは、名ギタリストのセゴビアに贈られた『コンポステラ組曲』、モンポウ最初期のピアノ作品『内なる印象』、プーランクが感動のあまり3度続けて演奏を求めたという歌曲「君の上には花ばかり」を含む『夢のたたかい』など、モンポウ初期から晩年までの様々な作品が取り上げられる。なかでも注目なのは、日本初演となるオラトリオ《インプロペリア》。モンポウ作品の中でも非常に演奏機会の少ない、オーケストラを使用した隠れた名曲だ。

出演者には、バルセロナを拠点に活躍する指揮者アントニ・ロス・マルバのほか、村治佳織(ギター)

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