くらし情報『おばあちゃんはアンドロイド!? キャラメルボックスが贈る名作短編』

おばあちゃんはアンドロイド!? キャラメルボックスが贈る名作短編

おばあちゃんはアンドロイド!? キャラメルボックスが贈る名作短編
演劇集団キャラメルボックスの代表作のひとつ『広くてすてきな宇宙じゃないか』が、9月14日、東京・サンシャイン劇場にて開幕した(上演は9月17日まで)。9月21日からは大阪公演がスタートする。本作は劇団の人気シリーズ「ハーフタイムシアター」としての公演で、上演時間60分の短編演劇。3チームに分かれ、30名のキャストが各10名ずつ出演する。

キャラメルボックス「広くてすてきな宇宙じゃないか」チケット情報

物語は母を亡くした柿本家を舞台に描かれる。ある日この家におばあちゃんがやって来る。実はこのおばあちゃんはアンドロイド。FRS(ファミリー・レンタル・サービス)という機関によってアンドロイドの民間利用が開始され、その第一号に柿本家が選ばれたのだ。
長女のスギエと長男のカシオは、何でも完璧にこなすおばあちゃんにビックリ。そんななか末娘のクリコだけは、おばあちゃんに反発ばかりしていた。そしてクリコは、ついに邪魔者のおばあちゃんを追い出すため、ある計画を実行に移す。

60分という上演時間だけに、物語は非常にテンポよく進んでいく。笑いもふんだんに盛り込まれており、まったく飽きることがない。だがそれでいて薄味ではなく、観劇後に残るのはしっかりとしたメッセージ性。

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