【ナビスコ杯連載Vol.9】前夜祭に潜入! ニューヒーロー賞は高校生!!
決戦前夜、都内ホテルに両軍の監督、選手が一堂に会した。16年ぶりのタイトルを狙う清水と三大大会16冠目を目指す鹿島の面々が、ナビスコカップ決勝前夜祭に集ったのだ。翌日の決戦を前に両指揮官は意気込みを語った。
「ナビスコカップ決勝」の公演情報
「今季清水と3試合戦い1勝2敗だが、決勝は別次元。最終的には勝ちたいという思いが強い方が勝つ。勝つという強い気持ちを出したい」(鹿島・ジョルジーニョ監督)
「明日対戦するチームは素晴らしい監督が率いる素晴らしいチーム。だが、我々は素晴らしい舞台で素晴らしいゲームをして、16年ぶりとなるタイトルを勝ち取りたい」(清水・ゴトビ監督)
選手たちのタイトルへの渇望も指揮官と同じだ。
鹿島・大迫勇也が「(2年連続となる)MVPよりも勝つことだけを考えたい」と言えば、清水・大前元紀も「先週のゲーム(2-1で清水の勝利)のような展開にはならない。
カタイ試合になっても勝てるようにがんばるだけ」とキッパリ。さらに「自己犠牲の精神で勝利のためにやるべきことをやる」(鹿島・柴崎岳)、「満員の国立を沸かすようなゴールやアシストを決めたい」(清水・高木俊幸)と両エースよりもさらに若いMFが奮闘を誓った。