傑作漫画『ガラスの仮面』が、G2の演出で舞台化されることが決定。天才女優・北島マヤが芸能界から追放され、舞台『ふたりの王女』で復活を遂げるまでを描き出す。そこでマヤ役を演じる貫地谷しほりと、原作者の美内すずえに話を訊いた。
舞台『ガラスの仮面』 チケット情報
今回でなんと5度目を数える『ガラスの仮面』の舞台化。美内は「いつもは紙の上だけで描いているので、頭の中ではそうでも、実際には動きもしなければ音も鳴りません。でも舞台ではそれがリアルに、立体的に体感できる。それがとても不思議であり、一演劇ファンとして楽しみでもあるんです」と声を弾ませる。
マヤ役の貫地谷は、高校生時代から原作の大ファン。
それだけに「美内先生にお会いできて、本当に嬉しいです。こんなに嬉しいことって初めてかも!」と憧れの人との対面に興奮気味だ。だがその表情は徐々に曇っていき、「だから今回のお話をいただいた時は、正直『大丈夫かな』と思いました(笑)。この作品を“私がやる意味”って何だろう?といろいろ悩んでしまって…」と素直な心情を吐露する。
すると「私は“貫地谷さんらしさ”を出してくれることが一番だと思うんです」と美内。