指揮官はベネズエラ戦でゴールを決め、“新しい血”と評した武藤に続く、新戦力について言及した。
「(塩谷と昌子は)いいシーズンを送っている。小林もゴールを決めている。日本代表で直接見てみたいと思った。Jリーグで見せているレベルを国際試合で見せられるか、この2試合で確認したい」
『ブラジルW杯』で10番を背負った香川への期待感も口にした。
「前回も代表のリストに載っていたが、不運なことにケガで合流できなかった。彼は非常に能力の高い選手。ピッチ上でたくさんの解決策を持っている。
攻撃だけではなく、守備での貢献もできるオールラウンドな選手。彼はFWでもMFでもプレーできるが、基本的には4-3-3の中盤の選手として見ている」
また、所属するFC東京ではCBを務める森重のアンカー起用についても、説明した。
「基本は4-3-3だが、ボールを持った時には3-4-3になる。その時、ポリバレントな選手である森重の存在が重要」。さらにアギーレ監督は、森重のライバルに細貝の名を挙げた。2012年に0-4、2013年に0-3と大敗続きのブラジルとの対戦にも、アギーレ監督は「世界トップクラスのチームと戦うことで日本代表の成長に繋がる。