サンフレッチェ広島の初優勝か、ガンバ大阪の7年ぶりの優勝か。『2014Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝のカードが決まった。
ともに、ホームでの複数ゴールとアウェイゴールが勝ち上がりの要因となった。
広島もG大阪も10月9日・準決勝第1戦をホームで迎えた。広島は佐藤寿人-高萩洋次郎のホットラインで2ゴールを挙げ、前年覇者・柏レイソルを2-0で下した。G大阪は川崎フロンターレに試合終了間際にゴールを許したものの、3-1と完勝を収めた。
10月12日、アウェイに乗り込んでの第2戦、両軍とも猛攻を浴びた。広島は柏にシュート数でダブルスコアとなる12本打たれ、レアンドロに2得点挙げられるも、74分の石原直樹のゴールで1-2とした。
G大阪はシュート5本に対し川崎Fは17本と圧倒されるも、阿部浩之の2ゴールで2-3とした。
準決勝を終えた指揮官は、最後の敗者になるつもりはさらさらない。
「タイトルを取る力は我々にはあると常に言ってきた。決勝戦に出られるということは、これまでのがんばりが素晴らしかったということ。ただ、まだ道半ば。決勝の舞台で我々が必ず勝ってタイトルをものにしようと選手に伝えた」