堂本光一主演の人気ミュージカル『Endless SHOCK』が10月31日、福岡・博多座公演の千秋楽を迎え、2000年の東京・帝国劇場での初演から数え通算上演回数1214回に。単独主演記録で松本幸四郎主演『ラ・マンチャの男」の1207回を上回り、日本のミュージカルで1位に輝いた。
千秋楽の特別カーテンコールでは「博多座は立見もあると聞いて驚いた。立見でも観たいと思ってくれるのが本当に嬉しい。スタッフ、キャスト含め最強のカンパニーだし、お客様も最強。お客様あっての舞台なので、また上演できるように応援してください」と笑顔で挨拶。今年の公演でオーナー役を演じた森公美子は時折涙を見せながら「まさか自分が(「SHOCK」に)出られるとは思っていなかった。本当に楽しい時間だった」と語り、他の共演者も口々に「素晴らしいカンパニーだった」と別れを惜しんでいた。
その後は内博貴ら共演者が駆け寄り、突然の胴上げで祝福。前日10月30日に日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二監督が10回胴上げされたことを意識してか、なんと16回も胴上げ。「張り合わんでええわ!申し訳ない気持ちです」と照れ笑いを浮かべる一幕も。