7月12日(日)より東京・パルコ劇場で上演される舞台『マクベス』の製作発表が2月12日に都内で行われ、主演の佐々木蔵之介、演出のアンドリュー・ゴールドバーグが出席した。
同作はシェイクスピアの四大悲劇のひとつ『マクベス』を大胆にアレンジ。スコットランドの精神病院を舞台に、ひとりの隔離された患者がマクベスのセリフを語りだすという物語。演出家、ジョン・ティファニーとアンドリュー・ゴールドバーグ、映画『チョコレートドーナツ』でも知られる俳優アラン・カミングが共同で制作。アラン主演で2012年にスコットランドで初演され好評を博したあと、2013年にアメリカ・ブロードウェイで上演。日本公演は、アンドリュー・ゴールドバーグを演出に招き、アランの役を佐々木蔵之介が務める。
ひとり芝居は今回が初めて、しかも20役以上をひとりで演じる佐々木は「これまでひとり舞台のオファーは何度かあったんですが、絶対にやらないって言っていたんです。何度もマネージャーに「僕、やるって言ったかな?」って確認しました(笑)。
ただこの『マクベス』の制作者のひとりであるジョン・ティファニーが演出した舞台『ONCE』が僕は大好きで、その方が関わっている作品に出られる機会はなかなか無いから、良いなあと思った記憶はあるんですが、やっぱりやると言った記憶はないんです(笑)。