ドルトムント戦を経て、選手たちの目の色が変わるのか。2ndステージ開幕戦の見どころのひとつとなるだろう。
FC東京はチーム得点24得点中10ゴールを叩き出した武藤嘉紀が抜けた穴をいかに埋めるか。クラブはオーストラリア代表のネイサン・バーンズ、スペイン人のサンダサというふたりのFWを獲得。戦線復帰が近い長身FW・平山相太を含め、3人のFW陣がトップフォームになるまで、勝点を積み重ねることが重要になる。そこで期待したいのが前田遼一と石川直宏、ふたりのベテランだ。今季加入した2009・2010年得点王の前田は3得点、石川は戦線離脱もあり1得点と不本意な前半戦となった。両ベテランが決定的な仕事をすれば、勝利は近付く。
運動量豊富なMF・米本拓司はボールを回収し、ピンチの芽を摘む。GK・権田修一もスーパーセーブを連発する。チームで連動したディフェンスの安定感は実証済みだ。
ピッチ上だけではない。7月11日(土)・等々力陸上競技場での川崎F×FC東京は、さまざまな企画が開催される。ウルトラセブン、ウルトラギンガとともにバルタン星人、メトロン星人、ダダが来場し、ヒーローショーや握手会、始球式を実施する。