くらし情報『14年ぶりVへ! 風はヤクルトに吹いている!!』

14年ぶりVへ! 風はヤクルトに吹いている!!

チーム得点2位の広島が463点と言えば、ヤクルトの数字が突出しているのも分かるだろう。

3割・30本塁打・30盗塁のトリプルスリーを確実にした山田哲人が34ホーマーで本塁打数トップを独走すれば、首位打者争いは川端慎吾が.335、打点は畠山和洋が96と、打撃3部門1位を独占する。しかも、山田は打率.328・88打点で打率・打点とも2位である。三冠王どころか、盗塁ランク1位の31盗塁も含め、四冠の可能性も秘める。さらに、神宮球場で巨人を迎える9月18日(金)から2011~2013年ホームランキング、シーズン最多60ホーマーのバレンティンが一軍合流を果たす。まさに磐石の打撃陣だ。

セットアッパー陣も死角はない。31ホールドポイントのオンドルセクを筆頭に、ロマン、秋吉亮が23HPで続く。
クローザーはバーネットだ。ヤクルトの守護神は3勝1敗35S・防御率1.29と抜群の安定感を誇る。

先発陣は11勝9敗の石川雅規、10勝7敗の小川泰弘とともに、3年ぶりに勝利を挙げた館山昌平がその後も5勝2敗と数字を残す。6勝0敗の山中浩史、2年目の杉浦稔大が戦線復帰間近と、シーズン終盤に向けて先発の駒不足という課題も解消する。

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