オリヴィエ賞の最優秀コメディが日本人キャストで開幕
目の前で起こる現象を笑ってくれたらこの舞台は成功。期待しても中身はないですが、おもしろいと思います(笑)」と本作の楽しみ方を紹介。主演の山崎も「ただただコメディで楽しい舞台。気持ちよく笑って、すっきりした気持ちで帰っていただける」とコメントした。彩吹は開幕にあたり「オークラさんの底知れない笑いへの執着心。台本が毎日変わって戸惑ったりもしましたが、それがそのときどきのリアルな笑いを求める姿勢なんだなと。元キャバ嬢という役も初めて(笑)。精一杯がんばりたいと思います」と意気込み。
ラバーガール・大水は「シソンヌの長谷川さんとWキャスト。見た目もまったくちがう。ちがう感じをみてほしいと思いつつ、最終的には(長谷川より)お前のほうが良かったよと言ってもらえるように、がんばって長谷川さんがミスしてくれれば」と笑わせ、対する長谷川は「(演技が)似ちゃうのかなと思ったんですが、稽古をしていくとお互い全然ちがうアプローチになっているので両方観ていただけたら。あと、ここ最近、自分はどっちかというとシリアスな役が多かったので、今回こういうコメディという新しい扉を開けてくれた皆さんに感謝です」ととぼけてみせた。