彩吹真央が熱演『End of the RAINBOW』稽古場レポ
舞台『End of the RAINBOW』稽古場より
20世紀最高のエンタテイナーと言われるジュディ・ガーランドの最晩年の姿を描いた『End of the RAINBOW』が7月9日(土)、開幕する。
舞台『End of the RAINBOW』チケット情報
2015年の初演に続き、酒と薬物でボロボロになりながらも最後まで観客を魅了し続けたジュディを彩吹真央、フィアンセでありマネージャーでもあるミッキーを小西遼生、ピアニストとして長年彼女を支えてきたアンソニーを鈴木壮麻が再演。鈴木は昨年、同役で読売演劇大賞優秀男優賞を受賞している。また、インタビュアー他2役は寺元健一郎が務める。
今回、本番まであと10日という稽古場に潜入した。
本作の第2幕で主に描かれるのは、ジュディが亡くなる数か月前に行われたショーで、彼女が歌いきるまでのほんの数時間。しかしそこには、彼女が映画『オズの魔法使』(ドロシー役)でスターの座を掴んで以来、実力派ミュージカル・スターとして一世を風靡したこと、実生活では10代から薬物に頼り、酒と薬物がないとステージに立てなくなっていたという背景が存在する。
稽古は第2幕、目の前のステージにひるむジュディをアンソニーが励ますシーンから始まった。