くらし情報『タクフェス、9年ぶりの「歌姫」東京公演が開幕』

タクフェス、9年ぶりの「歌姫」東京公演が開幕

、姉の泉(原史奈)、オリオン座を訪れる及川美和子(酒井美紀)と相楽金蔵(藤木孝)ら。さらに、大学生の神宮司くん(黒羽麻璃央)、泉の夫・小日向晋吉(越村友一)、町の不良・クロワッサンの松(阿部力)、漁師のゲルマン(北代高士)ら個性豊かなキャラクターたちのドタバタ劇は、会場を爆笑の渦にした。中でも、民宿を営む鯖子(安田カナ)の存在感は圧巻で、彼女がいるだけで何かを期待してしまうほどだ。

そんな和やかな日常に運命の波が襲いかかり、後半に向かって物語は転がっていく。太郎と鈴は、相手を思うがゆえの決断をする。気持ちを押し殺し気丈に振る舞おうとする鈴、神宮寺に真実を明かす太郎、太郎が書いた台本を読む神宮寺、場内には感動が広がり、涙なくして観ることができない。

観客を巻き込んだ演出もあり、また、上演後にはテーマ曲「Let’s go go!! My life!!」でキャストと一緒に踊れるコーナーもあり、まさにフェスの名にふさわしい盛り上がりとなった。笑って、泣いて、踊って、心から気分爽快になれる公演だ。


東京公演はサンシャイン劇場にて10月16日(日)まで。その後、福岡、仙台、新潟で上演する。チケット発売中。

取材・文:門 宏
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