くらし情報『開幕間近! 四季『ノートルダムの鐘』稽古場レポート』

2016年11月25日 17:00

開幕間近! 四季『ノートルダムの鐘』稽古場レポート

左から田中彰孝、海宝直人、スコット・シュワルツ(演出)、飯田達郎

左から田中彰孝、海宝直人、スコット・シュワルツ(演出)、飯田達郎


12月に開幕する劇団四季の海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』。その稽古の様子が11月24日、報道陣に公開された。

劇団四季『ノートルダムの鐘』チケット情報

『ノートルダムの鐘』は15世紀末のパリ、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む異形の青年カジモドを中心とした物語。カジモドと、彼を世話する大聖堂聖職者フロロー、警備隊長フィーバス、その3人が同時に愛する娘エスメラルダの間で繰り広げられる人間ドラマが描かれていく。ミュージカル版は1996年に公開されたディズニー長編アニメーションに基き、アニメと同じ楽曲も使用されるが、ストーリーとしてはヴィクトル・ユゴーの原作小説に回帰し、人間それぞれが抱える光と闇に焦点を当てている。

この日の稽古場では3つのシーンが披露された。まずはカジモドが鐘楼の外への世界への憧れを歌うナンバー『陽ざしの中へ』を、カジモド役候補の海宝直人が力強い声で歌う。異形の存在であるカジモドは、背を丸め、脚をひきずり、話す声も絞り出すようなもの。
しかし歌いだすと一変、彼の内面の美しさが発露されるように、美しい歌声だ。

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