中村 中、10周年の締め括りは「ステージの上で生ききる」ライブ
中村 中
歌に舞台と多岐に活躍するシンガーソングライター中村 中が、デビュー10周年を締め括るワンマンライブ『天晴れ!我は天の邪鬼なり』を5月におこなう。バンドスタイルのステージになるが、まずは、昨年おこなった10周年ツアー『TOUR2016十の指』から話を訊いた。
【チケット情報はこちら】
「感謝の気持ちを込めたツアーにしよう」と企画された『十の指』は、デビューの頃よく弾いていたピアノ演奏が中心に。ベースとドラムを入れたピアノトリオをイメージしたというが、やってみると意外な発見につながったという。
「静かに聴かせるように思ってたんですけど、ピアノを弾く私はバンドメンバーのほうを向いているので、自然とコンタクトをとったり、カッコいいアドリブで競い合ったり、どんどんエネルギーが膨らんでいくような演奏になったんです。最初はお客様のほうを向いてなくてもいいのかなとも思ったんですけど(笑)、ステージの上で私たちがエネルギーの塊になれば、ちゃんと受け取ってくださるんだなって」と振り返った。
得たものが大きく、評判もよかったことから、3月から『TOUR2017十の指ふたたび』をスタートする。