2.5次元舞台で活躍の木村達成が名作ミュージカルに挑む!
相手はゲイクラブ撤廃を主張する政治家ダンドン議員夫妻(今井清隆&森公美子)の娘アンヌ(愛原実花)。両家の顔合わせに呼んだ実母が急遽来れなくなり、女装したアルバンが母親として登場して…。
「なかなかない家庭環境だとは思うのですが、僕も反抗期は経験済みなので、ジャン・ミッシェルの気持ちを理解できるところがあります。僕の母親も授業参観に少し派手な格好で来る人で、子供の頃は人と違う感じが単純に恥ずかしいんですよね。今となっては自慢の母親なんですけど。当時の自分の心情をふまえリアルに表現できるのかなと。僕も24才なので、役柄に自分の人生を絡めつつ等身大で演じたい」
特技に英会話を掲げ、幼い頃から海外の映画作品に触れたことがミュージカルへの興味に繋がったという木村。役者となり、加藤和樹ら人気俳優を輩出する2.5次元舞台で頭角を現してきた。
「好きなのは、例えばミュージカル『ヘアスプレー』。純粋にミュージカルの楽しさに触れた部分がありました。歌や音楽を聞くだけで、子供でも気分が盛り上がる所とか。楽しいことが大好きなので、舞台もまずは自分が楽しむことで、お客さんにもその気持ちが伝わると信じています。2.5次元舞台では稽古を積むことで自信に繋げてきたので、今回も諸先輩方から作品への取り組み方など、一から学ばせて頂きたいです」