くらし情報『肉体と音楽が躍動!ロイド=ウェバーの出世作が全国に』

2018年2月1日 16:43

肉体と音楽が躍動!ロイド=ウェバーの出世作が全国に

多くのシーンで「人間ってこうだよなぁ」と刺さってくるのが面白い。

ジーザス・クライスト役の神永東吾は美しく、凛とした存在感。その中に内なる葛藤がこぼれ出て実に魅力的だ。イスカリオテのユダ役、芝清道は1987年以来、この作品で複数の役を演じるベテランで躍動感たっぷり。マグダラのマリア役の山本紗衣は、穏やかでまっすぐ。伸びやかなソプラノが心にしみる。そして、群衆のうねるような激しいダンスと重唱にワクワク!

通しが終わると、10分ほど全員で振り返り、細かい部分まで確認。人数が多い分、ステージングも大変だ。
「全体を見て自分の位置を把握し、もし空間が空いたところができたらそこに入ってください」「スーパースターの時は、少しでもジーザスに近づきたいという思いを限界まで身体で表現」「シモンのラッパはまず耳で聞く。先に見ない」「ジーザスを触りに行く時、全員がそうっと崇めすぎ。熱烈な人が何人か必要」「群衆のぐるぐる巻きは後半スピードが上がってよかった」など。記者懇談会では、
神永「クリスチャンの僕が劇団四季に入りたいと思うきっかけの作品で、この演出は特別。ジーザスに関しては、次元の違う存在感を表現し、周りの人々との交流を大事に演じたい。

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