カラム「1番自信のある作品に」錦織一清演出『GRIEF 7』上演中
製作発表で錦織が「1度観たくらいじゃわからないものをつくっていきたい」と語った通り、登場人物ひとりひとりの物語は深く重く、台詞や仕草も意味深で、1度ではつかみきれないものがある内容だ。けれどそのストーリーに、聴きやすい音楽、美しい歌声、キレのあるダンスが絶妙なバランスで絡み合い、独特の世界観を築いていく。
初日の会見でカラムは「今までで1番自信のある作品になりそうです。胸いっぱいです」と自信をのぞかせ、SHUNも「みんなでつくりあげてきた作品。世界一のミュージカルです!」とコメント。三浦が「普段は舞台に出てしまうと緊張しないのですが、この作品はなぜか緊張しっぱなしです」と明かすと、加藤は「舞台上に緊張感があります。いい緊張感をみんなでつないでいきたいです」と話した。米原は「演出、脚本、原作、音楽と素敵なスタッフが集合した作品です。
そのスタッフさんに恥じないパフォーマンスを届けます」、碕も「重たい話ですが、錦織さんの演出で極上のエンターテインメントになっていると思います。このメンバーだからこそできた舞台です」と語る。演出の錦織は「いいお客さんに来ていただければ、このお芝居はすくすくと育っていくと思います」