伝説のミュージカル・サスペンスが10年ぶりに再々演!
そこを強く描きたいと」。そして初演から10年を経た今回、“わたし”は平野綾、桜井玲香と初めてのトリプルキャストだ。「この10年間に私生活や仕事面でいろいろな経験をしてきたので、それをたくさん取り入れて、もっと繊細に表現して深みのある“わたし”ができたらと思います。今回は、おふたりの“わたし”に対する解釈が楽しみです。新鮮さや、私が考えていないことをきっと感じることもあると思うので」。
秘密を抱え苦しむマキシム。彼を支える“わたし”。レベッカ亡き後も彼女を崇拝する家政婦頭ダンヴァース。
レベッカの死に隠された謎の真相とは?3人の関係を軸に衝撃の結末へ向かう。濃密な台本、登場人物の心理をダイナミックで幻想的な旋律で綴る名曲の数々。「メロディが素晴らしく、歌える方がそろっている。そしてストーリーがものすごくしっかりしたサスペンス。ほんとに豪華な作品です。名前のない“わたし”に、お客様が感情移入して物語が進んでいくという構成を楽しんでいただけると思います。女性が強くなるというお話なので、女性の方は是非!」。今回の公演では、クリスマスとイブにも登板する。
「ロマンチックですよね、クリスマスにラブストーリーを演じることができるなんて。