意気込みを語る、柄本弾・川島麻実子・斎藤友佳理芸術監督 Photo Shoko Matsuhashi
まもなく開幕の〈20世紀の傑作バレエ2〉公演で、現代バレエの巨匠による4作品を上演する東京バレエ団が公開リハーサルを実施、同時に催された記者懇親会で、斎藤友佳理芸術監督、主演ダンサーの川島麻実子、柄本弾が意気込みを語った。
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この日スタジオで公開されたのは、ドラマティック・バレエの傑作『椿姫』などの作品で知られる振付家、ジョン・ノイマイヤーによる『スプリング・アンド・フォール』のリハーサル。公演ではこのほか、ジェローム・ロビンズ振付『イン・ザ・ナイト』、イリ・キリアン振付『小さな死』という、同団が昨年初めて取り組んだ2作品と、彼らの代表的レパートリーであるモーリス・ベジャール振付『ボレロ』の全4作が上演されるが、国内カンパニーでこれほどの巨匠の作品を一挙上演する例は珍しく、20世紀バレエの豊かさ、奥深さを俯瞰させてくれる貴重な機会となる。
2000年に彼らのレパートリーに加わった『スプリング・アンド・フォール』は、ドヴォルザークの〈弦楽セレナーデ〉にのせて17人の男女が紡ぐ、瑞々しい魅力に溢れたバレエ。