人気小説『ちょっと今から仕事やめてくる』が舞台化!飯島寛騎と鈴木勝吾がW主演
見てもらうみなさんにも悩みがあると思うが、立ち向かっていく勇気を与えられるような作品になれば嬉しい」と語る。鈴木は「どちらが正義で、どちらが悪いと言い切ってしまうのではなく、このままではどちらもダメだということも等しく描いている。辛い環境にあっても、結局は自分の足で立たなくてはダメだと。そのバランスがすごく好き」と話した。
今回初共演のふたり。稽古前ではあるが、互いの印象を尋ねると、飯島は「鈴木さんはとても考えがしっかりしている。お芝居に対しても、作品に対しても、自分自身に対しても、それぞれ軸を持っているので、勉強になることが多い」と語り、一方の鈴木は「8つ年が離れているが、すごく刺激的で、同じ作品を作る仲間として頼もしい」と語った。
最後に、飯島は「映画化等もされていますが、舞台ならではの熱量でしっかり届けていきたいですし、会場で一体になれるようやっていきたい」と話した。
鈴木は「演劇は、物語や事件の肌触りを感じることができるエンタメ。あえて演劇で届ける意味を噛み締めながら、責任を持ってやっていきたい。ぜひ何度でも劇場に足を運んでみていただけたら」とPRをした。
公演は6月13日(木)