窪田正孝が主演する10月8日(火)スタートのNHKドラマ10「宙わたる教室」に、小林虎之介、伊東蒼、ガウ、田中哲司、木村文乃、中村蒼、イッセー尾形ら豪華俳優陣の出演が決定した。実話に着想を得た物語「宙わたる教室」の舞台は、東新宿の夜間定時制高校。年齢も抱える事情も様々な高校の生徒たちを小林虎之介、伊東蒼、ガウ、イッセー尾形が、彼らを見守るひと癖もふた癖もある先生役を田中哲司と木村文乃が、そしてこの定時制高校と思わぬ形で関わることになるJAXA職員を中村蒼が演じる。窪田演じる理科教師・藤竹叶の声かけで発足する科学部の「実験」を通じて、生徒のみならず、先生やJAXA職員までもが、自身の抱える古傷、障害、因縁と向き合い人生の再起に挑んでいく。小林虎之介負のスパイラルの中でもがき苦しむ不良生徒、柳田岳人役【役柄】東新宿高校定時制の2年生。読み書きが苦手なことを馬鹿にされ、中学から不登校になり、不良の道へ。負のスパイラルから抜け出すため二十歳で定時制高校に通い始める。あることをきっかけに退学を考え始めていたとき、新しく担任になった藤竹と出会う。【コメント】今回現場に入る前に、「捨てられた野良犬の様に」と言われたのが岳人を演じる1つの芯になっています。光が見えない暗闇を歩く岳人の前に藤竹が現れ、科学と出会う事で、止まっていた時間が動き出します。世代や境遇がまるで違う生徒達が共に成長する姿を楽しみにしていて下さい。伊東蒼自分の居場所を探し続けるSF小説マニア、名取佳純役【役柄】東新宿高校定時制の1年生。起立性調節障害で朝に活動できないことから夜間定時制高校に通い始めた。しかし定時制でも保健室登校を続けざるを得なくなっていたとき、藤竹からある誘いを受ける。【コメント】藤竹先生と高校時代の担任の先生が被る部分が多く、藤竹先生の言葉を身近に感じながら原作を読み進めたことを覚えています。私自身、沢山の“好き”や沢山の“興味”に救われてきたように、好きなことに救われ、探究心を膨らませる佳純を、大切に演じます。撮影初日からとても暖かく笑い声が沢山聞こえる現場で、みんなで実験をしたり、科学について語り合ったり、好きな食べ物の話をしたり、アットホームな雰囲気で日々撮影をしています!皆さんに楽しんでいただけるような作品を作っていますので、楽しみに待っていてください!!ガウフィリピン料理店を営む陽気な高校生、越川アンジェラ役【役柄】日本とフィリピンのミックス。夫と2人でフィリピン料理店を切り盛りする一方で、東新宿高校の定時制に通っている。2年生になり、勉強についていけなくなってきたとき、ある事件に巻き込まれる。【コメント】それぞれの理由で学業を諦めたけど、再挑戦する先生と生徒達の葛藤と勇気が織りなすこの作品に参加させて頂ける事をとても光栄に思います。育ち、環境、年齢が違う仲間で目標に向かって歩んでいく彼らの青春を多くの方に見守って頂き、そして誰かの希望を持つきっかけになれれば幸いです。田中哲司明るく振る舞うベテラン英語教師、木内泉水役【役柄】東新宿高校定時制のベテラン英語教師。アロハシャツに扇子を持つ姿からふざけていると見られがちだが、ときどき、格言めいた良いことを言う。定時制高校での教師経験が長く、自分のことを語ることが苦手な生徒たちに伝えたい、ある“思い”を持っている。【コメント】どんな境遇であれ学びたい気持ちは大事であり、夢中になるとはこんなにも眩しいものなのかと思いました。英語教師の木内は、衝突と失敗を繰り返し、いつしか仲間となり成長する生徒たちのサポートをします。このドラマで是非青春を味わってください。木村文乃クールな表情の下に迷いを隠す養護教諭、佐久間理央役【役柄】東新宿高校定時制の養護教諭。かつて救命救急の現場で看護師をしていたこともあり、生徒の命を最優先に考えた対応を心がけているが、過去の経験から生徒との向き合い方に迷いを感じている。【コメント】原作と脚本を読ませて頂いて、自分が学生の時に藤竹先生のような先生に会いたかったと素直に感じ、すぐに参加させていただきたいとお返事しました。作品を通して、ひとりじゃないよ、と心地良い距離感で伝えていけたらと思っています。中村蒼信念と立場の間で葛藤するJAXAのエリート、相澤努役【役柄】藤竹の大学同期でJAXAの准教授となったエリート。エリートの道を進み続けるために権威的な考えを受け入れる一方で、研究者としてのレールを自ら逸脱しようとする藤竹に苛立ちを感じ…。【コメント】過酷な環境で育ち年齢も性別もバラバラな登場人物達が科学にのめり込んでいく姿をみて原作も脚本も夢中になって読みました。老いも若きも関係ない。原作にある“その気があればなんだってできる。”大切なのはその心だと改めて強く思いました。僕の演じる相澤は藤竹とは対照的に組織の中で大きなプレッシャーを抱え葛藤しています。目まぐるしい日々を送る彼はいつしか純粋に科学を楽しむ気持ちを心の奥底にしまってしまいますが、彼なりにもがく姿を見届けて下さい。イッセー尾形誰にもぶつけられない怒りを内に秘めた最年長生徒、長嶺省造役【役柄】東新宿高校定時制の2年生。若い時に通えなかった高校で学び直すために定時制に入った76歳。かつて営んでいた町工場の技術に目をつけた藤竹から科学部に誘われるが…。【コメント】定時制にはなんとなく、もう一つの生活というイメージがあります。今のままでも結構なんだけれども、学ぶという姿勢に崇高なものを受け取ります。多少偏屈なキャラクターでも勘弁してもらえるんじゃないかな、なんて考えてます。あと、さまざまな世代や時代感覚が折り混ざって描かれますから、そのへんが楽しみです。ドラマ10「宙わたる教室」は10月8日(火)毎週火曜22時~NHK総合テレビ、18時15分~NHK BSP4Kにて放送(全10回)。[再放送] 毎週金曜0時35分~NHK総合テレビにて再放送。※木曜深夜(シネマカフェ編集部)
2024年09月02日主演に松下奈緒、共演に木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪らを迎える、大ヒット韓国ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のジャパン・オリジナル版「スカイキャッスル」が7月25日より放送。韓国で2018~2019年にケーブルテレビ局「JTBC」で放送された高視聴率ドラマを「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版「六本木クラス」の制作陣が再びドラマ化するとあって、日韓のドラマファンが熱い視線を送っている。こうしたリメイクだけではなく、1月~3月には二階堂ふみ主演のTBSドラマ「Eye Love You」に出演し日本でも大人気となったチェ・ジョンヒョプ、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で朝鮮半島から来た留学生役を演じて注目を集めたハ・ヨンス、岩明均の原作「寄生獣」(講談社刊)をベースにしたNetflix韓国シリーズ「寄生獣 -ザ・グレイ-」にサプライズ登場した菅田将暉など、2024年からは俳優たちの“日韓交流”がますます盛んになっていきそうだ。「ブラックペアン シーズン2」にキム・ムジュン、チェ・ジウもキム・ムジュン2018年4月期に放送されたTBS日曜劇場「ブラックペアン」の6年ぶりの続編が、同枠で放送開始。1話から早速登場し、話題を振りまいたのが新人研修医となるパク・ミンジェ(キム・ムジュン)と、その母親で医師であり、病院経営かつ飲食店経営までも行うソヒョン(チェ・ジウ)。ミンジェ&ソヒョン親子との偶然の出会いが、世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)と世良雅志(竹内涼真)を結びつけることになった。ミンジェ役に抜擢されたキム・ムジュンは2020年ウェブドラマ「New Learn」で俳優デビュー、Netflixシリーズ「わかっていても」(21)でハン・ソヒやソン・ガン演じる主人公の同級生セフン役を演じた。韓国で空前の“恋人”ブームとなった「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」では慎ましくも聡明で、国を守るために敵国の人質となるソヒョン世子(世子:王の跡継ぎ)を熱演。「2023 MBC演技大賞」で男子新人俳優賞を受賞し、本国でも注目度が上昇中。「ブラックペアンと言いたくて…~万年ヒラ医局員の憂鬱な日常~」今回は、スピンオフの完全オリジナルストーリー「ブラックペアンと言いたくて…~万年ヒラ医局員の憂鬱な日常~」にも出演しており、本編とはまた違ったコミカルな演技も見せている。また、韓流スター、チェ・ジウは13年ぶりの日本ドラマに特別出演。本作は「Eye Love You」と同様、Netflixにて韓国をはじめ世界で配信される。チェ・ジウ【第2話あらすじ】天城(二宮和也)は、佐伯(内野聖陽)が計画中の新病院のトップに推挙され来日することに。着任早々、とんでもない新病院構想で周囲の反感を買い、さらに公開手術で日本医療界にデビューすると豪語する。そんな中、世良(竹内涼真)の担当患者で洋菓子店を営む繁野(誠直也)は資金が足らず、必要なスナイプ手術を受けられずにいた――。日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。キム・ムジュンを知るオススメの1作「時速493キロの恋」実業団バドミントンチームを舞台にしたスポーツロマンス「時速493キロの恋」で、「わかっていても」に続いてチェ・ジョンヒョプと共演、実業団チーム「ユニス」に所属するバドミントン界の人気者で金メダリストのユク・ジョンファンを演じた。ジョンヒョプ演じる主人公パク・テジュンとは腐れ縁ともいえるライバルだったが、2人でダブルスを組むシーンもある。※ディズニープラス スターにて配信中。「時速493キロの恋」(C)2022 Disney and its related entitiesチェ・ジウを知るオススメの1作『ニューノーマル』日本の韓流の始まり、“ヨン様”ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュン共演の「冬のソナタ」、アジアで一大ブームとなった「天国の階段」などで知られるチェ・ジウが、結婚や出産を経て7年ぶりにスクリーン復帰した『ニューノーマル』が8月16日(金)より日本公開。傑作『コンジアム』などで“Kホラーの巨匠”と呼ばれるチョン・ボムシク監督のもと、これまでにない冷ややかなイメージの女性を演じる。『ニューノーマル』©2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.『グランメゾン・パリ』オク・テギョンがパティシエに『グランメゾン・パリ』©2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会木村拓哉主演「グランメゾン東京」を、フランス料理の本場・パリを舞台にドラマキャスト総出演で映画化する『グランメゾン・パリ』。尾花夏樹(木村さん)と早見倫子(鈴木京香)がパリに構えた「グランメゾン・パリ」でデザートを担当するパティシエのリック・ユアンを演じるのがオク・テギョン。いま第5世代が活躍しているK-POP界において、日本進出を果たした第2世代を代表するK-POPアイドルグループ「2PM」のメインラッパーであり、俳優としては映画『結婚前夜~マリッジブルー~』「ヴィンチェンツォ」「御史とジョイ」などに出演してきた。これまで日本のドラマ「僕とスターの99日」(11)に出演したことはあるが、日本映画出演は初めて。演じるリック・ユアンは韓国語、日本語、フランス語の3言語を話す役どころで、料理に対する情熱ゆえ、ときに尾花と衝突しながらも「グランメゾン・パリ」を盛り上げていくという。『グランメゾン・パリ』は2024年冬、全国にて公開。Netflixシリーズ「ソウルメイト」磯村勇斗&オク・テギョンの共演Netflixシリーズ「ソウルメイト」ベルリン、ソウル、東京。3都市を舞台に、10年にわたる2人の青年が歩んだ魂と愛の物語を描き出すNetflixシリーズ「ソウルメイト」も制作決定。磯村勇斗演じる、すべてを捨てて日本を去った鳴滝琉が見知らぬ国の教会で命を落としそうになったところを、ボクサーのファン・ヨハンが救う、という出会いから始まる。テギョンは撮影前から「体重を落としながらボクシングトレーニングを行い、撮影中にも一生懸命トレーニングに臨んで『ヨハン』のキャラクターを誠実に表現する努力をした」とふり返っており、2人の愛の物語とボクシングシーンにも期待したい。Netflixシリーズ「ソウルメイト」はNetflixにて世界配信予定。オク・テギョンを知るオススメの1作「ドリームハイ」ヨン様ことペ・ヨンジュンと、「2PM」「TWICE」「Stray Kids」「NiziU」などを生み出したJ.Y.Park(パク・ジニョン)が共同プロデュースした13年前の「ドリームハイ」はいまこそ見たいドラマ。アイドルグループ「miss A」出身で「イ・ドゥナ!」のぺ・スジ、今年「涙の女王」で大人気となったキム・スヒョン、「2PM」メンバーのチャン・ウヨン、「T-ARA」のハム・ウンジョン、そして『ベイビー・ブローカー』に出演したIUほか、当時の若手アイドルや俳優たちが集結。未来のスターを夢見て芸術高校で歌・ダンスを披露する彼らのドラマを越えたリアリティは、最近のK-POP系オーディション番組に夢中になった方にもおすすめ。※ABEMA、Netflixほかにて配信中。『スマホを落としただけなのに』最終章にクォン・ウンビ出演『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』 (C) 2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会人の心を操る天才的ブラックハッカーにして連続殺人鬼・浦野善治(成田凌)を主人公にした『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』。スマホを落としたことで命を狙われるヒロインは、第1作目では北川景子、第2作目では加賀谷刑事(千葉雄大)の恋人を演じた白石麻衣が務めてきた。今回、ヒロインのスミンを演じるクォン・ウンビは映画初出演。オーディション番組から誕生し、日韓合同アイドルグループとして絶大な人気を誇った「IZ*ONE(アイズワン)」でリーダーを務め、現在はソロアーティストとして活躍するK-POPスターだ。最新曲「SABOTAGE」韓国・第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭【マッドマックス部門】に本作が招待された際には、中田秀夫監督と参加。日本語での演技に苦労したことを明かしつつも、「スミンという人はどんな人なのか、悩み考えながらキャラクターを分析して準備しました」と話し、中田監督も「実はスミンという役は最初こんなに大きな役ではなかったのですが、ウンビさんの役への想いと熱意と美しさでこんなに大きな役になりました」と語っていた。プチョン国際ファンタスティック映画祭にてなお、第1作目は人気俳優のイム・シワンとチョン・ウヒを迎え、韓国でも映画化されている。『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』は11月1日(金)より全国にて公開。「愛のあとにくるもの」坂口健太郎&イ・セヨンが共演坂口健太郎/写真提供_Tristone Entertainment韓国ドラマの日本リメイク「シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌を担当した「BTS」との交流、映画『余命10年』の公開に合わせた訪韓、ファンミーティングも現地で成功させ、アンバサダーを務める「プラダ(PRADA)」のイベントではビョン・ウソクや「TWICE」サナと肩を並べるなど、日韓で高い人気を誇る坂口健太郎が満を持して韓国ドラマ初出演。韓国の人気作家コン・ジヨンと、『冷静と情熱のあいだ』『サヨナライツカ』の辻仁成が共著した同名ラブストーリーを原作に、主人公の潤吾(坂口さん)と日本に留学中の紅/ホン(イ・セヨン)との“運命的な愛”を描く。イ・セヨン/写真提供_Prain Global坂口さんと共演するイ・セヨンは子役から活躍し「宮廷女官チャングムの誓い」で幼少期のチャングムのライバル役から、ヨ・ジング共演の「王になった男」などまで“時代劇クイーン”との異名をとるほど。「烈女パク氏契約結婚伝」(原題)では「2023 MBC演技大賞」最優秀演技賞を受賞した実力派だ。COUPANG PLAYオリジナルシリーズ「愛のあとにくるもの」は2024年配信予定(日本国内配信は未定)。イ・セヨンを知るオススメの1作「赤い袖先」「2PM」のメンバーであり、「キング・ザ・ランド」ではカリスマ性溢れる財閥御曹司を演じていたイ・ジュノと共演した「赤い袖先」は、“袖先シンドローム”として社会現象化した王朝ラブロマンス超大作。波乱に満ちた人生を送った王イ・サンと彼が愛した宮女ソン・ドギムとのラブストーリー、抗えぬ運命に翻弄される姿を描きつつ、どんなことでも自分で選びたいという自立心に富んだドギムは全く新しい宮廷の女性像として話題となった。※U-NEXTにて配信中。「赤い袖先」(c)2021MBC「この恋、通訳できますか?」福士蒼汰とキム・ソンホ&コ・ユンジョンが共演「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?)多言語を操る通訳者がグローバルスターの通訳を務めることになり、巻き起こる予測不可能なロマンチック・コメディ「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?)には福士蒼汰が出演。「スタートアップ:夢の扉」「海街チャチャチャ」、映画『貴公子』などのキム・ソンホが多言語通訳者のジュ・ホジンを、「Sweet Home -俺と世界の絶望-」「還魂」「ムービング」などのコ・ユンジョンが世界的に活躍する俳優チャ・ムヒを演じる。福士蒼汰福士さんは、「愛の不時着」のプロデューサーが代表を務める大手ドラマ制作会社「Triii Studio(ツリースタジオ)」と日本人俳優として初めて出演直契約。韓国の制作会社経由で日本人俳優がNetflix Koreaのドラマに出演するのは異例という。すでに脚本読みやテストシューティングを終えているそうで、その役どころを含めて期待が膨らむ。Netflixシリーズ「この恋、通訳できますか?」(仮題)はNetflixにて独占配信予定。キム・ソンホを知るオススメの1作「海街チャチャチャ」都会での生活に疲弊した歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)が海辺の小さな村コンジンに移り住み、開業する。そこで出会うのが、多様多彩な資格を持つ村の便利屋で、“ホン班長”と呼ばれてみんなから慕われる謎多き青年ホン・ドゥシク。もどかしくも微笑ましい2人の恋と、コンジンの風景や人々の温かさに癒される夏にぴったりの“海街”ヒーリング・ラブストーリー。※Netflixにて配信中。Netflixシリーズ「海街チャチャチャ」独占配信中コ・ユンジョンを知るオススメの1作「もうすぐ死にます」本作の脚本家・ホン姉妹の「還魂」シーズン2をはじめ、とにかく話題作に引っ張りだこのコ・ユンジョン。「もうすぐ死にます」では就職が決まらず全財産を失ってしまい、極端な選択をするが12回転生を繰り返すことになる主人公チェ・イジェ(ソ・イングク)の傷ついた恋人イ・ジスを演じた。イジェが転生した後に再会するシーンはあまりにも切ない。※Amazon Prime Videoにて配信中。小栗旬&ハン・ヒョジュの新作ロマコメ始動日本では劇場未公開ながら、2011年のフランス映画祭で観客賞を受賞したフランス映画『Les Émotifs anonymes(邦題:匿名レンアイ相談所)』を、Netflixシリーズとして再構成。日本と韓国、そしてグローバルに活躍するアジア最高峰のキャスト・スタッフで制作する。過去のトラウマから潔癖症を抱えた大手製菓メーカーの御曹司で、人気チョコレートショップ「ル・ソベール」の新代表に就任した主人公・藤原壮亮を小栗旬。視線恐怖症が原因で最愛の師匠がオーナーを務めていた「ル・ソベール」の匿名ショコラティエとして正体を隠して生きてきたイ・ハナをハン・ヒョジュが演じる。また、壮亮の友人であり主治医でもある精神科医・アイリーン役に中村ゆり、ハナの師匠である<ル・ソベール>の前オーナーと親交があり、ハナが密かに想いを寄せる相手・高田寛を赤西仁と豪華な顔ぶれ。「現場で久しぶりに新人俳優のような心構えで、新鮮な緊張感を感じながら、できる限りの最善を尽くしています」とコメントするハン・ヒョジュ。これまで、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』『太陽は動かない』と日本映画に出演し、自身の主演映画『ビューティー・インサイド』には日本から上野樹里が参加した。ハン・ヒョジュを知るオススメの1作「ムービング」「トンイ」や『ビューティー・インサイド』のイメージを打破する、ハン・ヒョジュの新境地となったのがヒーローものと家族愛の物語が融合した「ムービング」。スッピンに近いメイクで、トンカツ屋を営みながら飛行能力を持つ高校3年生の息子ボンソク(イ・ジョンハ)を育てる、“卓越した五感”の持ち主イ・ミヒョンを演じて評価を得た。ボンソクの父ドゥシク(チョ・インソン)との恋の始まりと別れも必見。「ムービング」© 2023 Disney and its related entities(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム 2024年11月1日より公開©2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会ニューノーマル 2024年8月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.グランメゾン・パリ 2024年冬、公開予定©2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会
2024年07月13日福士蒼汰が「愛の不時着」を手掛けたプロデューサーのもと、「還魂」「ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~」の脚本家の新作Netflixシリーズ「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?)にて韓国ドラマに初出演。福士さんからコメントが到着した。本作は、多言語を操る通訳者が国際派女優の通訳を務めることになり、巻き起こる予測不可能なロマンチックラブコメディ。多言語通訳者のジュ・ホジンを演じるのは、「スタートアップ:夢の扉」「海街チャチャチャ」、映画『貴公子』などのキム・ソンホ。世界的女優のチャ・ムヒには、「Sweet Home -俺と世界の絶望-」「還魂」「ムービング」などで活躍が続くコ・ユンジョン。そして韓国ドラマの2大スターとともに、福士さんがトリプル主演を果たす。人気脚本家のホン姉妹(「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」「主君の太陽」)と、ユ・ヨンウン監督(「最愛の敵~王たる宿命~」)がタッグを組む本作は世界中のファンの心をときめかす新たなロマンティック・コメディ。福士さんは今回、「愛の不時着」を手掛けたプロデューサーが代表を務める韓国の大手ドラマ制作会社「Triii Studio(ツリースタジオ)と出演直契約。韓国の制作会社経由で日本人俳優がNetflix Koreaのドラマ出演に至るのは異例であり、福士さんはTriii Studioと初めて直契約を結んだ日本人俳優に。福士蒼汰なお、福士さんの海外作品進出は国際ドラマ「THE HEAD」に続いて2作目。韓国ドラマ主演は自身初となる。福士さんは、「この度、韓国の皆様とお仕事ができることを大変嬉しく思っています。世界中の方々と仕事をするのが夢なので、この作品を通じて新しい自分に出会えることを楽しみにしています」とコメント。「先日、テストシューティングやリーディングを終えましたが、共演者スタッフ共に和やかな現場の空気を感じ、撮影がより一層楽しみになりました。自分にできる最大限の力を発揮できるようコミュニケーションを深め、切磋琢磨して参りたいと思います」と意気込みを語っている。そのほか、「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」「配達人 ~終末の救世主~」のイ・イダム、「捜査班長 1958」「九尾の狐とキケンな同居」のチェ・ウソンが出演する。「この恋、通訳できますか?」(仮題)はNetflixにて独占配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年06月27日女優でタレントの蒼井そらが24日に自身のアメブロを更新。“きよし”こと次男が退院するも歩行禁止になっていることを明かした。6月20日のブログで、蒼井は5月に虫垂炎の手術を受けた次男が「足が痛くて歩けない」と訴えていたといい「虫垂炎の手術との因果関係があったりするのかな」と不安そうに述べ、病院を受診した結果、入院することになったことを説明。21日のブログでは「病室に入って1時間くらいに経った頃 運ばれてきたご飯にがっつく」と病室で食事中の次男の姿を公開し「今回は手術は無さそうだから2.3日で帰れそう」とつづっていた。この日は、次男について「3泊4日で退院する事ができました」と報告。一方で「歩行禁止なので」と述べ「車まで病院の車椅子を借りて運んでそこからはベビーカーで移動したり家の中は抱っこしたりしてた」と説明。自宅には、2人乗り用のベビーカーしかないそうで「【やすし】も乗りたいってなっちゃって」「2人は重すぎてタイヤの操作性がめちゃくちゃ悪く私がストレス」とつづった。続けて、母親から「おばあちゃんが使ってる車椅子を使ってないとき借りたら?」と言われたことを明かし「レンタルあるんじゃね?って思って『子ども 車椅子 レンタル』で検索して調べて子ども車椅子のレンタルすることにしました!」と報告。“やすし”こと長男が率先して「僕が押したい!!」と言ってくれるといい「操作性も抜群で軽い」とコメントした。また、次男についても「極力歩かないように頑張ってる」と明かし、看護師からは「3週間は歩行禁止です!」と言われていることを説明。「登園もできないし私のスケジュールどうすっかなぁってなってる」と述べ、次男が乗った車椅子を押す長男の姿を公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ひとまずは安心ですね」「お大事に」「よかったですね」などのコメントが寄せられている。
2024年06月25日俳優の福士蒼汰が、4日に都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」オープニングセレモニーに登場した。○■福士蒼汰、「SSFF&アジア 2024」オープニングセレモニーに登場『WOWOW アクターズ・ショート・フィルム4』で監督を務めた福士。監督業で難しかったことについて聞かれると、「編集や音入れとかが、僕にとっては『なんじゃこりゃ~』という(笑) 何が何だか全くわからない、初めてのもので難しかった」と明かす。一方で「役者さんに演出をするという部分はすごく楽しかった」と話し、「僕のひと声で俳優さんたちが変わって、心が動いたりする。自分がどういう言葉・言い方で伝えればいいのかということを考えるきっかけになりました。やっぱりコミュニケーションだなと思いました」と撮影当時を振り返っていた。また、福士は脚本も手掛けており、ラストに大きな衝撃があるというストーリー展開について「自分が脚本を書くときは主人公を決めて、なにかおもしろいことが起きたらいいなというものをポンポンと脇道に置いておくんですが、そこを通るか通らないかは主人公が勝手に決めてくれる。そういう書き方なので、僕も意外でした。意図して狙ったものではないんです」と話し、会場を驚かせた。
2024年06月04日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2024」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーが6月4日(火)、都内にて行われ、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンら豪華ゲストが登場した。「SSFF & ASIA」はアメリカのアカデミー賞公認の映画祭。「Illuminate Your Life ~いのち 照らせ セカイ照らせ」をテーマに、映画祭史上初となる全編全てをAIが制作したショートフィルムや、パレスチナの難民キャンプを舞台にした物語など、現代の「いのち」や「人生」、「生活」と、それらを取り巻く「セカイ」を照らし出すショートフィルムの数々が集結した。世界114の国と地域から集まった4,936本の中から、選りすぐりの約270作品が上映される。俳優たちが短編映画の監督に挑戦する人気シリーズ「WOWOW アクターズ・ショート・フィルム4」のトークセッションに参加したのは、監督を務めた千葉さんら4名。『Harmonia』の千葉監督は、「WOWOW アクターズ・ショート・フィルム2」以来、二度目の挑戦となった。「成長したな、みたいな話をしたかったんですけど、あまり思い浮かばなくて(笑)。前作を経て言えることは、同じスタッフさんが多かったので、チームワーク、わからないことを素直に聞けたり。アイデアを採用しようとか、部署関係なく話せたことは1回目よりはできたかなと思います」と手ごたえを明かした。千葉雄大脚本も手掛けた千葉監督、ストーリーには4人の登場人物が現れ、その中のある俳優・よしあきの視点にフューチャーする。「後半に4人で自分の思いをぶつけ合うシーンがあって、よしあきだけは何も言わず、インタビューで言うんです。僕もたまにインタビューを受けていて“自分ってこういうことを考えていたんだ”って、ふと思うときがあるんです。第三者だから話せたり、気付けることはあるというのを表現したくて」と、自身の経験から生まれた物語となったそうで、必見だ。『撮影/鏑木真一』という不思議なタイトルで撮り上げたのは、仲監督。大好きだという秋山竜次にオファーをした。仲里依紗仲監督は「秋山さんの眼力が大好きなんです。いつも眼力が面白い方向にいくんですけど、絶対何か違った面を撮りたいと。私自身がホラーが好きなので、ホラーで主役がしゃべらないってどんなストーリーになるんだろうって」と変幻自在にキャラクターを操る秋山さんならではの、新しい一面を引き出した。台詞もほぼない作品にて、仲監督は「“うん”という一言だけの台詞も消しました。(秋山さんは)苦しそうでした(笑)」と含み笑いしていた。『イツキトミワ』の福士監督は、監督業の挑戦について、「どういう言葉、言い方で伝えればいいかをすごく考えるきっかけになったので、演出が楽しいポイントでした。コミュニケーションだなと思いました」とふり返った。福士蒼汰衝撃的なラストが待っている作品とのことで、「僕自身、ラストが衝撃的になると思っていなくて!脚本を書くときは、主人公を決めて面白いことが起きたらいいな、けど、その主人公がその道を通るかは勝手に決めていってくれる、という書き方なんです」と自分自身予想外の着地に至ったという。フェスティバルアンバサダーのLiLiCoに続編の可能性を聞かれると「またきます!」と意欲を見せていた。森崎監督の『SEN』は、ミュージカル仕立ての短編となった。「僕は映像だけでなくミュージカルとして舞台の上に立つこともあり、ミュージカル映画を撮りたいと思いました。日本オリジナルのミュージカル映画はなぜもっと普及しないんだと、アジア、日本ならではのミュージカル映画を作れるのでは、と思いました」と意気込んだ。森崎ウィン演出面での難しさも実感したと話す森崎監督だったが、「けど、やっぱり物作りってめっちゃ楽しい!みんなで考えて、ああでもない、こうでもないって話すこと、現場で俳優さんとするのが楽しくてしょうがなかったです」と笑顔をのぞかせていた。オープニングセレモニーには、そのほか、MEGUMI、別所哲也(SSFF & ASIA代表)が登壇した。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月04日映画『湖の女たち』(公開中)のトークイベント【圭介編】が2日に都内で行われ、福士蒼汰、大森立嗣監督が登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■映画『湖の女たち』トークイベントに福士蒼汰登場「松本さんはおもしろかったですね」と切り出した福士は、「すごくまじめで、ピュアなんですよね。そこを信じたいみたいなエネルギーが強い人なんですよね。だからわたしは佳代になるんだという覚悟が強い人で。俺なんかは休みになるとご飯を食べに行ったり、彦根城に行ったりしてたんですけど(笑)。逆に彼女は常にオンの状態でいたんですよ。休日も台本とにらめっこしていたり、狭い場所でジッとしていたと言っていましたけど、そうやって自分を追い込んで。そしてその追い込んだ自分が、さらに自分を追い込む、という複雑なことをしていた。それが佳代らしいというか。圭介がスイッチを押してしまったことで、波が押し寄せてしまい、それが自然になってしまった。そこで松本さんの生き方と、佳代の生き方とがリンクしたような感じがあって。つらいんだけど、でもやらなきゃいけない、でも波に乗るのはすごく気持ちも良いという感覚がある気がして。逆に、僕もそうですけど、圭介は最初にスイッチを押したんですけど、あとは客観的に引いていくんですよね。なんだか波があって、引いて見ている感じはありましたね」とふたりの関係性を分析してみせた。さらに「今日はまりかがいないから言っちゃおうかな」といたずらっぽく笑った大森監督は、佳代を演じた松本に向けた演出について言及。松本は同作の撮影を「表面的なことではなく、ちゃんとこの映像の中で本当に生きろと言われたようで恐ろしかった」と述懐し、大森監督が俳優を全肯定して、すべてを任せてくれるからこその苦しさを常々述べていた。大森監督はその意図について「やはり現場はすごく大変だったんですけど、大変だからといって、そこで(松本の演技について)ダメだよというのは簡単なんですよ。だから俺は絶対に何も言わない。(福士)蒼汰は『フォローしようと思えばできますけど、(圭介と佳代という役柄の上での関係性もあるので)僕は何も言わないですけどいいですか?』と言ってきたんで、『それでいい』と言ったんです」と明かす。「だから俺は何があってもとことん、まりかに付き合います、と。何があっても、まりかを信じる。これってけっこう大変なんです。(劇中で佳代が)四つん這いになって、圭介から『つらかったことを言え!』と言われるシーンがあって。でもまりかは言えなくて、すごく大変だったんです。そしたら急にギャーッと叫びだしたんです。中に入っているのは役者とカメラマンと、数人しかいなかったんですけど、外で聞いていたスタッフがみんな台本を開いて『そんなシーンだったっけ?』って。どこかの部族の儀式をとっているんじゃないかという気分になるくらいすごいシーンだった。あれでまりかは何かを得たんじゃないかと思うくらいにすごかった。本人も言っていたけど、佳代という人間が脱皮して大きくなることと、松本まりかが大きくなっていくことは、彼女の中ではつながっていたと。だいぶ大きな作品だったと言っていますし、その現場を見ていた俺もそう思いました」と振り返った。心を鬼にして“圭介という役”になりきり、佳代を追い詰めたという福士は「そのシーンは感情的になって、いろんなことが言えなくなってしまったんですけど。自分でも覚えているのは、(佳代に向かって)『もう1回言え!』というセリフは、台本では1回か2回だけだったんですけど、『今のはあかんやろ、絶対に(心が)入ってないやろ』ということで(本番では)ずっと言い続けていた。本当にヒドいなと思いますけど、でも圭介ならそうするんだろうなと思ったんです。意識的ではないけど、もう1回言わせたいという思いがあった。セリフ以上のことを言っていた気がしますね」と述懐。福士の懺悔にも似た思いを受け止めながらも「それは言ってたね」と笑った大森監督は、「あそこ、最後に圭介は目に涙をためているんですよ。俺もあそこのシーンは好きなんですよ。あの状態で涙がこぼれそうになっているというのは台本に書いているわけではなく、たぶん勝手にやっているんだと思うんですよね。これはそういう映画なんですよ。感情移入で泣けるという映画ではなくて、すごいものを見ちゃったなという涙。だからいちばん美しい、だって意味に回収されない涙だから。だから福士蒼汰はすごいと思った」としみじみ語った。観客からは「圭介の方が中の人に引っ張られたのか、中の人がたぐり寄せていったのか。そういう感覚で映画を観ていたんですが、ご自身と、監督とでそのあたりはどう考えていたんですか?」と質問が。「すばらしい!」と感心した様子の福士は「自分が圭介に乗り移っていったという感覚でしたね」と返答。その理由として『BLEACH 死神代行篇』のようなコミック原作の映画は、自分とは違う人物にならなくてはいけないが、本作のような作品の場合は「うそをつくと、どんどんと真実味がなくなっていくから」だと付け加えた。(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年06月03日福士蒼汰と松本まりか、福地桃子と財前直見が監督の大森立嗣と『湖の女たち』について語るインタビュー映像が解禁された。琵琶湖近くの介護療養施設、もみじ園で100歳の老人が不審な死を遂げた。殺人事件とにらんだ西湖署の若手刑事、濱中圭介(福士さん)とベテラン刑事の伊佐美(浅野忠信)は、容疑者と見なした当直の職員・松本(財前さん)への強引な追及を繰り返す。その捜査の陰で圭介は妊娠中の妻がいながら、取り調べ室で出会った介護士、豊田佳代(松本さん)への歪んだ支配欲を抱き、佳代も極限の恐怖のなかで内なる倒錯的な欲望に目覚めていく。一方、東京からやってきた週刊誌記者、池田(福地さん)は、17年前にこの地域で発生した薬害事件を取材するうちに、もみじ園で死亡した老人と旧満州との関連性を突き止める…。社会通念を逸脱した難役に挑んだ福士さんと松本さん。インタビューにて圭介と佳代の関係について聞かれると「圭介は終わらそうとするのに、佳代は続けようとするところが罪深い」(福士さん)、「性の快感を得ることって、悪いことのように感じてしまう」(松本さん)とそれぞれふり返り、本作でのアンモラルな関係の魅力を探る。撮影現場では、あえて話さなかったという2人だが、このインタビューで「お互いが同じ役作りの手法を取っていた」という点で納得、松本さんは「極限状態にしてくれたことが、いろんなことを(超える)突破口になった」と、福士さんに対して感謝の気持ちを示した。そして、話題は湖で行われたクライマックスシーンへ。当初予定していたスケジュールが悪天候のために中断され、翌日に持ち越しとなった撮影について大森監督が話し、湖に浮かぶボートの上に立ちすくむ圭介の緊迫したメイキングシーンが映し出される。W主演を張った福士さんと松本さんは、クライマックスで「心が一つになった瞬間だった」と話している。また、週刊誌記者を演じた福地さんに対し、監督がオーデションでかけたひと言や、介護士・松本を演じた財前さんの起用のきっかけや、財前さん自身が語る本作の魅力などが、たっぷりと語られている。最後に5人が思う“『湖の女たち』とは”が語られる。福地さんの「共感できる部分」とは?財前さんの「露わにしたくない部分も、湖が全て受けてくれる」という思い、松本さんの「私が居たい場所はここだ。と全細胞が思った」という真意、そして、福士さんが思う「堆積」とは?大森監督が作品に込めた「世界は美しいのか、僕たちが生きるに値する場所なのか、ということを考えるきっかけになったら」というそれぞれの思いが溢れるインタビューとなっている。『湖の女たち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月17日より全国にて公開©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年06月01日女優の三田佳子が21日に自身のアメブロを更新。俳優の福士蒼汰らとの集合ショットを公開した。この日、三田は映画『湖の女たち』の公開記念舞台あいさつに登壇したことを報告。「1回目の上映が終わって、少しホッとした出番待ちのスナップです」と述べ、共演した福士や女優の松本まりか、俳優の浅野忠信との集合ショットを公開した。続けて「ポスターに全員でサインしたり」と明かし「この作品へのオファーをくださった、大森立嗣監督とのツーショットは、少し緊張気味ですね」と映画監督の大森立嗣さんとの2ショットも公開。「サプライズで原作者の吉田修一さんからお手紙が届いた時は、皆感動して、まりかさんは、泣いてましたよ」と舞台あいさつでの出来事をつづった。また「お天気も良く、劇場はお客様でいっぱいでした」と明かし「たくさんの人にみていただけると嬉しいですね」とコメント。最後に「大森監督、私が生きてるうちにまた声かけてね」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年05月22日人間の欲と罪、愛を暴く映画『湖の女たち』。溢れる知性で多くの人を魅了する福士蒼汰さんは今作の主演でどのような新境地に辿り着いたのか。福士さんの学び続ける人生に迫りました。介護施設での殺人事件を発端にあぶり出される登場人物たちの心の闇と過去。人間の欲や罪深さ、その中にある生の輝きを真っすぐに描いたのが、5月17日公開の映画『湖の女たち』。主演を務めた福士蒼汰さんの役どころは、事件の捜査にあたった若手刑事、圭介。取り調べを行った佳代と歪んだ性愛関係に陥り、モラルを踏み外していく人物を渾身の演技で体現した。「演技に対する気負いはありませんでしたが、難解な作品、役柄だったと思っています。まず初日に、大森(立嗣)監督からのダメ出しを受けまして(笑)。冒頭の圭介が家で着替える場面で、シャツのボタンを留めながら『はぁー』と声を出していたら、『その声いらないからやめて』と。無意識のうちに出ていた声でしたし、なぜNGだったのかも明確には伝えられなかったので悩みましたが、後から考えると、役者が状況をお芝居で説明してしまっているんだなと思って。エンタメ色の強い作品とは違い、今作はリアルな人間の物語なので、演技のボリュームを下げる必要がある。脳みそを使ってお芝居すればするほどエンターテインメント性が高まると思うので、逆に今回は意識的ではなく、自分の心で演じることを大切にしました。圭介の中から溢れ出たものであれば台本から逸れてもOKだと。そんな役への取り組み方を学べた現場でした」さらに、大森監督流の演出に驚いた場面もあった、と明かす。「家のソファに座り、裸にタオル一枚で佳代のプロフィールを見ているシーンの撮影前、『一人にするから感じて』と監督から指示があり、スタッフ全員が部屋から離れて僕一人に(笑)。部屋中を見て回り、圭介の生活を感じながらソファに座っていたら、数分後、監督が戻ってきて『いい顔してるじゃん』と撮影再開。一人にした意図は教えてもらえなかったのですが、俳優自身に考えさせるやり方だったんだと理解しています」撮影前には圭介らしい体を作り、圭介と佳代の危うい関係を表現するため、佳代を演じた松本まりかさんとの会話も控えたそう。「圭介には整った細マッチョよりも、少しずっしりとした体型のほうが合っていると思い、食べて、鍛えて、体を大きくしていました。初共演の松本さんとは現場では台詞以外、ひと言も話さなかったんです。普段は積極的にコミュニケーションをとるタイプですが、今回は距離を縮めないほうがヒリヒリした感じが出ると思って。撮影中は福士蒼汰の瞬間がなく、常に圭介として現場にいました」凄みを感じる演技で新境地を切り開き、「より深くお芝居を学んだ感覚。今後もリアルを求める作品に挑戦していきたい」と意欲的な福士さんは、常に向上心を持って自分をアップデートさせてきた。その最たるものが、独学で習得した英語。ドラマ『THE HEAD』では流暢な英語を披露し、海外作品に出演する夢も叶えた。「英語を勉強し始めたのは20歳の頃。正しい発音で台詞を言えれば、海外の作品に挑戦できる可能性はあると思い、まずは発音から始めて。あとは、トラベル英会話の本を買い、何度も繰り返して読みました」さらに、約3年前から本格的に英語学習をスタートさせたそうで、今回、anan読者のために、福士流勉強法も丁寧に教えてくれた。「発音はYouTubeでまとめられているものを見るのも一つの方法だと思います。文法は中学生用の薄い文法参考書を何回か繰り返して読む。単語&表現の学習は市販の単語帳をまずは1冊読破し、3000単語ぐらい覚えたら、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4つの技能に進む。ライティングを磨くために僕が行っているのは、毎日1行、英語で日記を書くこと。日本語で書いたものをチャットGPTで完ぺきな英語に翻訳して書き留めておき、週末に一気に復習するんです。それを続けていくと、言いたいことが言えるようになり、音読するのでスピーキング力も磨かれる。さらに、スピーキングの勉強でオススメなのが独り言。『今、暑くない?』のようなちょっとしたフレーズを、家でブツブツ言う。僕は二人の人物を頭の中に作って、シチュエーションを想定し、二人で会話させて遊んだりしています、入浴中に(笑)。ただ、一方的に話せても、相手の英語を聞き取り、理解できなければ会話にならないので、リスニングとリーディング力も必要。そのために今は『ラダーシリーズ』という洋書を読んで勉強しています」学びに対してとことん貪欲で、極めたい言語は他にも。「今は、言語学習アプリで韓国語を勉強中。時間があったら、スペイン語かフランス語も習得したいなと。外国語が話せたら純粋にカッコいいと思うし、相手の言葉がわかればラクだと思うんです。どうしたらよりラクに生きられるか。人生を充実させるために勉強するのは楽しいです」ふくし・そうた1993年5月30日生まれ、東京都出身。近年の出演作にドラマ『大奥』シーズン1~2、『アイのない恋人たち』、『THE HEAD』Season2など。短編映画『イツキトミワ』では監督・脚本にも初挑戦した。シャツ¥119,900パンツ¥126,500カーディガン¥199,100(以上MARNI/マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0120・374・708)※『anan』2024年5月22日号より。写真・嶌原佑矢(UM)スタイリスト・高橋美咲(Sadalsuud)ヘア&メイク・矢澤睦美取材、文・関川直子(by anan編集部)
2024年05月19日映画『湖の女たち』(公開中)の公開記念舞台挨拶が19日に都内で行われ、福士蒼汰、松本まりか、三田佳子、浅野忠信、大森立嗣監督が登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■映画『湖の女たち』公開記念舞台挨拶にキャスト陣集合福士は「今回の圭介という役はすごく複雑な心境を持ちながら生きている青年ですが、普段の僕はすごく笑顔です。今日の舞台あいさつは安心して聞いていただければ」と笑顔であいさつ。続く松本も「わたしはこの映画を撮ってから、公開されるのがすごく怖くもありました。とても個人的なことですが、SNSに書けていない作品です。それほど自分の中で、この映画をどう表現したらいいのか……すごく難しくて。でも本当にこの作品はわたしにとって、人生の中でとても大きな、大切な作品です」と誇らしげな表情。さらに「この映画は、僕の映画にありがちな賛否両論がわき起こっています。ただ、この映画をつくることには確信を持っていて。この映画をつくれたこと、公開となったこと、スタッフ・俳優にも感謝しかありません」と呼びかけた。この日は原作者の吉田修一氏より、出演者にサプライズで手紙が届けられた。「映画『湖の女たち』公開に寄せて」と題したその手紙は、「試写でこの映画を見終えて、私は言葉を失いました。慌てて何か言葉を探そうとしたのですが、今自分の心のうちに湧き上がっているものに、ただの一語も言葉を与えてやることができませんでした。それほど映画『湖の女たち』は、観る者から安易な言葉を奪ってしまう作品なのだと思います」とはじまり、「この小説はとても持ちにくい形をしています。映像化に際して持ちやすいように形を変えることは簡単ですが、大森監督は持ちにくい形のまま、それでも持ち上げようとしてくれました。監督のその大いなる覚悟にも改めて感謝申し上げます」と大森監督の“覚悟”、そしてそんな大森監督に対する“信頼”がつづられていた。そして「この作品で描かれるのは、官能と自然と歴史、そして正義についてです。偶然にも、本日壇上にはそれぞれを体現されているキャストの皆さんがいらっしゃるとお聞きしました」と続けられ「福士蒼汰さんが持つ野性的な官能。松本まりかさんが体現された大自然のリズム。そして伝説的な女優である三田佳子さんからはこの国の歴史を、浅野忠信さん演じる刑事は正義の揺らぎを、生々しくわれわれに伝えてきます。映画の終盤、浅野さん演じる刑事が『世界の美しさ』について福士さん演じる圭介に問うシーンがありますが、ひいき目ではなく、日本映画史に残るような名シーンではないかと思います」とキャスト陣について言及。「この『湖の女たち』が一人でも多くの方に届くことを願ってやみません。一人でも多くの方がこの映画に触れ、福士蒼汰さん松本まりかさん、お二人の鬼気迫る姿に、そして湖の夜明けの美しさに、私と同じように言葉を失ったならば、この作品が伝えようとしたものは、きっと届いたのだろうと思います」「主演を務められた福士さん、そして松本さん。圭介と佳代という人間を生み出した原作者として思うのは、今回のお二人の挑戦が生半可なものではなかっただろうということです。しかし、その挑戦の先でお二人が見せてくれた風景は、小説を遥かに超えたものでした」と感謝の思いが明かされ、「風景には、決して触れられない。ずっとそう思っていましたが、それでも必死に手を伸ばせば、いつかかなうのではないか。お二人の演技は私にそんな思いを抱かせるほどに、人間の品性と生きることの可能性を見せてくれました。圭介と佳代を、誇り高く演じてくださって、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」という文言とともに締めくくられた。福士は「すごくありがたい言葉をたくさんいただいてうれしいですし、素直に受け止めたいと思うんですが、すごくありがたい言葉をいただけばいただくほど、もっとやりたかったなという思いがあふれてきて。自分の未熟さを実感してしまいます」と正直な思いを吐露すると、「この作品をやって大きく変わりましたし、人としても、物事の捉え方、言葉の扱い方というものが少しずつ変わってきたなという感覚があって。それは心が成長していくというか。役者をやるのってすてきだなと思う瞬間のひとつ。それは先輩の浅野さん、三田さんを見ても、役者を続けていくと、こういう風にきれいな景色を見ることができるということを体現している方がそばにいると、自分もそれを続けていきたいと思いますし、さらに自分の未熟さを感じてしまうところもありますが。圭介と同じようにそういう心境が入り交じるといいますか、そんな感覚の30代なんだと思います。吉田さんありがとうございます!」とコメント。続く松本は言葉に詰まった様子で、しばし黙考しつつも、その瞳からはみるみると涙があふれてくる。そして「正直な話をすると、わたしはこの作品を受けて、非常に罪深いことをしたなと思いました」と絞り出すように語りはじめると、「やはり自分にはやりきれない。この作品を、この役を体現するには、あまりにも自分は未熟すぎました。すべては人間性も芝居も、全部ですが。だけどわたしは大森監督の作品を、吉田さんの作品をどうしてもやりたかった。それはただ、ただ自分にとって必要な映画だったから。自分がこの作品を背負って、やっちゃいけないなと思っていましたけど、自分の欲求だけでやってしまいました。撮り終わってからも、すごく罪深いことをしてしまったなと思っていました」と述懐。吉田氏から手紙に触れて、「原作の吉田さんからこういったお言葉をいただいた時に、さらにその罪深さは増したなと思いました。でも吉田さんがそう思ってくださったことはわたしにとっては救いでした」とその正直な思いを切々と語った。さらに「今のお言葉からも、やっぱりこうやって自分が何かを表現する立場にいる、自分が影響力を持つ仕事をしているという自覚。安易に言葉にしないということを大事に生きていかないといけないなと思いました」とあらためて決意を語った松本は、「今までも安易な言葉を使っているつもりはありませんが、自分から出てくるもの、表現というものが、本当にうつくしいと思えるものであり続けたいなということを、今、お手紙を聞きながら身を正しました」と涙ながらに付け加えた。最後に福士が「何より隣で松本さんがいてくれたことが大きかった。撮影中は(役柄の関係性もあり)笑顔も見せずに話さないということでやり通しましたが、彼女はすごく不器用だけど、熱いものをめちゃくちゃ持っている人です。(先ほどもそうでしたが)話し出すまですごく考えているんだけど、話し始めたら止まらないじゃないですか。松本さんの持っているエネルギー、ピュアさみたいなものがすごくたまっていって、それが佳代という存在とリンクしていくのだと思います。それが人間的で美しいなと思う瞬間がありましたし、佳代という存在にも現れていたんじゃないかなと思いました」と語ると、最後に松本に対して「ありがとうございました」と感謝の思いを伝え、会場からは大きな拍手が送られた。そしてその言葉に笑顔を見せた松本は「最後に1カ月半くらいきつかった時期を回収してもらいました」と涙ながらにコメントすると、「(圭介という役柄に対峙して)怖かったです」と付け加え、福祉はあわてた様子で「ごめんなさい!」と返していた。
2024年05月19日吉田修一による同名小説を、『日日是好日』『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』が、5月17日(金) より公開される。介護施設での殺害事件を発端に、福士蒼汰演じる濱中圭介と松本まりか演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに過去から隠蔽されてきた真実を引き摺り出していくヒューマンミステリーだ。琵琶湖にほど近い介護療養施設・もみじ園での老人の不審死事件をきっかけに様々な人間模様が渦巻く本作には、主要キャスト陣の脇を固め、物語にさらなる深みを持たせる“女たち”が登場する。豊田の同僚である服部久美子を演じるのは根岸季衣。施設内の休憩室で日ごろから豊田にお灸を施すなど、誰にでも人当たりがよい印象の服部は、東京からやってきた週刊誌の若手記者・池田由季(福地桃子)を取材協力として自宅に招き入れることとなる。根岸季衣そんな服部の孫である中学生の少女・三葉を演じるのは土屋希乃。今回の三葉役をオーディションに勝ち抜いて手に入れた土屋は、落ち着いた中にどこか闇が垣間見える役柄を演じている。三葉は祖母のお灸道具の手配をしに、しばしばもみじ園に出入りするが、近頃は白衣を纏って生物部の取り巻き男子4人を引き連れ、琵琶湖のほとりでバードウォッチングに熱中している。また、かつて世間を震撼させた障害者施設での大量殺人事件の記事へのリンクをSNSに投稿しているのを池田に発見される。土屋希乃濱中の妻・華子を演じるのは北香那。出産を控える妊婦である華子は、刑事という多忙な仕事をこなす夫の良き理解者であるが、彼が時と場所を選ばず、徐々に豊田とインモラルな関係に溺れていっていることは知る由もない。北香那豊田の後輩・小野梓を演じるのは大後寿々花。何者かがもみじ園の外から不審死を遂げた老人・市島民男の病室の前へと移動していく様を映し出した不気味な動画がYouTubeにアップされているのを見つけ、先輩である豊田に思わず報告をする。大後寿々花事件が起きた日の当直の介護士である二谷紀子を演じるのは川面千晶。介護士という、時間が不規則且つ困難な業務に日々疲弊する豊田に対し、普段から彼女を気遣う一面をみせている二谷は、事件発覚後、豊田とともに濱中からの冷たく威圧的な事情聴取を受けることとなる。川面千晶市島民男の妻・市島松江(三田佳子)の若かりし頃を演じるのは穂志もえか。夫の民男とハルビンで暮らしていたが、終戦の前年の冬に白衣を着用した少年3人を含む5人の子どもが、表面が凍って一面の銀世界となった湖上を横切り、湖畔のボート小屋に入っていく姿を目撃する。穂志もえか物語の脇を固めるキーパーソンとなる“女たち”にも注目だ。<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) 全国公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年05月14日崎山蒼志の新曲「違和感の向こうで」が、2024年5月17日(金)に配信リリースされる。崎山蒼志の新曲「違和感の向こうで」2023年7月にリリースしたTV アニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」のEDテーマ「燈」が大ヒットを記録、2024年4月からは全国9都市を巡るワンマンライブツアー「崎山蒼志 band tour 2024 ”春の滲み“」を開催中の崎山蒼志。プロデュース・作詞・作曲・編曲を崎山自身が務めた「違和感の向こうで」は、心地よいビートと溢れるみずみずしさが印象的な楽曲。楽曲の冒頭には水曜日のカンパネラの詩羽が“語り”で参加。凛とした声の朗読で楽曲にい楽曲に彩りを与えている。崎山蒼志&詩羽 コメント■崎山蒼志瑞々しい曲ができました。元々歌と共に生まれた「違和感の向こうで」というフレーズは、意味通りというよりも記号的に発している感覚があります。冒頭、詩羽さんに語りで参加して頂き、曲が何倍も輝きを増しました。出会いと別れの歌です。ぜひこの季節に聴いてほしいです。■詩羽今回、冒頭の朗読部分に参加させていただきました。 朗読から始まるというのがとても新鮮な曲で、友人の作品に参加することが出来てとても光栄です。 MVにも出演させていただいているので、作品が面白くなるスパイスになれていたら嬉しいです。作品情報崎山蒼志 新曲「違和感の向こうで」配信リリース日:2024年5月17日(金)
2024年05月13日俳優の福士蒼汰と松本まりかがW主演を務める、映画『湖の女たち』(5月17日公開)のメイキング&クランクアップシーン特別映像が11日、公開された。とある介護施設での不審死事件を発端に、想像もつかない方向へと物語がうねり出していくヒューマン・ミステリーである同作。この度、W主演を務めた福士蒼汰と松本まりかの撮影中の様子を捉えたメイキング映像とクランクアップ時の2人を収めた特別映像が公開された。クランクアップ日にサプライズで駆けつけた福士と笑顔でハグをかわし、スタッフへ挨拶をした松本はこれまでの過酷な撮影を振り返り、「初めて『あ、私女優辞めたほうがいいな』って思ったんです」と涙ながらに吐露。撮影を続けるうちに朝日の中で撮影しているスタッフたちを見て「私ここにいたい。映画の世界にいたいなって22年やってきて初めて心から思いました」と思いを新たにしたと語り、この作品に携われたことへの感謝を伝えた。別のシーンでクランクアップを迎えた福士は、挑戦的な作品に対し不安もあったと話すが「大森監督が導いてくれて、自分の役者人生の糧となるような作品になったと思います」と感謝の思いを伝えつつ、撮影を無事に終えたことに安堵の表情で満面の笑みを見せた。それぞれのクランクアップコメントとともに挿し込まれたメイキング映像では、手首を縛られたまま水中撮影に挑む松本を捉えた様子や、琵琶湖で釣りをするシーンの福士、撮影中に大森監督と真剣に話し合いをする一幕など、過酷な撮影の中でも時に笑顔を見せながら臨んでいた現場の様子が映し出されている。(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年05月11日5月17日(金) から公開される映画『湖の女たち』より、福士蒼汰と松本まりかのメイキング&クランクアップシーンを収めた特別映像が公開された。吉田修一による同名小説を『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が映画化した本作。介護施設での殺害事件を発端に、福士蒼汰演じる濱中圭介と松本まりか演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに過去から隠蔽されてきた真実を引き摺り出していく。映像では、クランクアップ日にサプライズで駆けつけた福士と笑顔でハグをかわし、スタッフへ挨拶をする松本の姿が。松本は、これまでの過酷な撮影を振り返り「初めて『あ、私女優辞めたほうがいいな』って思ったんです」と涙ながらに吐露。撮影を続けるうちに朝日の中で撮影しているスタッフたちを見て「私ここにいたい。映画の世界にいたいなって22年やってきて初めて心から思いました」と語り、本作に携われたことへの感謝を伝えた。別のシーンでクランクアップを迎えた福士は、挑戦的な作品に対し不安もあったと話すが「大森監督が導いてくれて、自分の役者人生の糧となるような作品になったと思います」と感謝の思いを伝えつつ、撮影を無事に終えたことに安堵の表情で満面の笑みを見せた。それぞれのクランクアップコメントとともに挿し込まれたメイキング映像では、手首を縛られたまま水中撮影に挑む松本を捉えた様子や、琵琶湖で釣りをするシーンの福士、撮影中に大森監督と真剣に話し合いをする一幕など、過酷な撮影の中でも時に笑顔を見せながら臨んでいた現場の様子が収められている。『湖の女たち』クランクアップ特別映像<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) 全国公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年05月11日リズムよくシャッターを切る音が重なる。レンズに捉えられた2人はぞくりとするほど色っぽい。独特の緊張感に包まれた中、不意にその空気が緩む瞬間があった。それが、セットチェンジのとき。カメラマンから「座ってください」と指示が飛ぶと、スタッフが椅子を用意する前に、福士蒼汰がわざと空気椅子のポーズをする。そのおどけた仕草に、松本まりかも思わず笑い声をあげた。飾らない、素顔の2人がそこにいた。5月17日(金) 公開の映画『湖の女たち』でW主演を務める福士蒼汰と松本まりか。2人が演じるのは、歪んだ支配欲を抱く若手刑事・圭介と、圭介の冷たい視線に恍惚を覚える介護士の佳代。目の前でにこやかに笑っている2人と同一人物が演じているとは思えない。パブリックイメージを覆す、倒錯した関係性に観客は衝撃を覚えるだろう。役者として新境地を切り開いた2人に、圭介と佳代として生きた日々を振り返ってもらった。チャレンジングな作品なので周りの方々が気を遣ってくださいました――普段仮面をかぶって隠している人間の欲がさらけ出されたような描写が数多くありました。この役を引き受けるのには覚悟が必要だったと思うのですが、やってみようと思った一番の決め手は何だったのでしょうか。福士いつかこういった作品にも挑戦してみたいと思っていました。お話をいただいたのが29歳のときだったのですが、それまでエンタメ作品に出演させていただくことが多かったので、違うこともやってみたいなという思いが自分の中で沸々としていた。だから、このお話をいただいた時は、躊躇うことなく受け入れられたんです。チャレンジングな作品ではあるので、周りの方々が気を遣ってくださっていました。松本私も福士くんと同じで、このお話が来たときは、バラエティーとか、すごくポップな作品をやっていて。こういう作品をやれるところに行きたいけど、自分の現実と乖離しているし、という状況だったんですね。そんな中、(監督を務める大森)立嗣さんが「佳代をまりかでやりたい」とおっしゃってくださって。立嗣さんが覚悟を持って挑む作品の重要な役を私に任せてくださる。それだけで、台本を読む前にやりたいと思いました。――内容に対する抵抗はそんなになかったんですね。福士僕は抵抗はありませんでした。自然と導かれるように現場に立っていたように思います。松本私はむしろ台本を読んでから逡巡しました。正直、自分の理解が追いつかなくて、やりたいけど、やれる自信がなかったんです。でも、本能的に行きたい場所だったし、そこに立った景色が見たいという欲求が、できるかどうかわからないという不安を上回っていた。未知のものに立ち向かいたい気持ちが、私をあの場所へ連れて行ってくれました。これほど極限状態に行ける作品とめぐり会えることはそうない――壮絶だったのは、佳代が四つん這いになってこれまでの経歴を圭介に告白するシーンです。答えるのも大変なシーンかもしれませんが、あの場面を少し振り返っていただけますか。松本極限状態でした。役と同化する感じで、自分も追いつめられているけど、佳代も追いつめられているから、それではそれでいいやと思うしかないというか。抜けられない沼の中にいて、どんどん深みにハマっていくような感覚でした。早く抜け出して楽になりたいんです。でも、佳代が同じ状況なら、私もこの感覚をそのまま持っていってやろうと。――そこには、佳代と同じような、ある種の恍惚もあるのでしょうか。松本キツかったからこそ、そう感じていたのではないかと思います。そこまで極限状態に行かせてくれる作品とめぐり会えることもそうないですし、この作品はそれほどの作品でした。作品に力がなければ、極限までは行けない。それだけの作品にめぐり会えた喜びはあった気がします。――圭介は、佳代の告白を聞きながら瞼に涙をためていました。あの涙はト書き通りですか。福士実はあまり覚えていないんです。松本ト書きには書いてなかったですね。福士自分の中でそういう心理状態に持っていかれていたのだと思います。佳代に向けて言った言葉が、全部自分に返ってくるような感じがして。圭介は、佳代にすべてをさらけ出させようとする。でもそれは同時に自分の開示でもあったのではないかと思います。佳代を通して自分を見つめているようなシーンです。嫌われる覚悟で距離を保っていました――映画の中では緊迫した関係だったので、素のお2人がなごやかな雰囲気でちょっとホッとしています(笑)。松本でもね、撮影中は、福士くんのこと嫌いでした(笑)。福士今回は現場で雑談などは一切交わさず、嫌われる覚悟で距離を保ちました。松本ほとんど話さなかった。福士僕は人とお話しすることが好きで。現場でも自分から積極的に話しかけるタイプなんです。でも今回は、現場で僕が笑顔を見せたら圭介という人物が完成しない気がして。今思い返せば本当に申し訳ない気持ちになるのですが、松本さんに対してだけ距離を置いていました。松本嫌いだった〜(笑)。でもそれがいいというか。サディスティックなんだけど、色っぽくて惹かれちゃう。福士さんって優しくて爽やかなイメージがありますけど、私は本当はこういう人だっていまだに疑っています(笑)。福士僕が本当に圭介のような人物だと思われるんですか?松本仮の姿です(笑)。でもそれが魅力なんですよ。むしろもっとそういう顔を見せてほしい(笑)。福士そう言っていただけるようになってよかったです。――ハードな役だったと思いますが、もう一度この役を演じられるとしたら、やりたいですか。福士この先の圭介には興味があります。この先どういう人生を送っていくのか想像がつかないので、彼の今後を演じられるなら面白そうです。松本私はやりたいです。本当に追いつめられましたけど、その先に見えるもの、手にするものがものすごく大きかったので。この映画をやるまで、様々なことに追われる日々で、何を見ても美しいと感じられなくなっていて。でも、この映画のラストが朝焼けのシーンなんですけど、撮影当日、湖の前で朝日を逆光に準備しているスタッフさんを見て、久しぶりに心から美しいと思ったんです。それは、私が今まで見てきた中で一番美しい景色でした。そして、自分の限界に挑戦しなければ見られない景色でした。あのとき、明確に思ったんです、ここにいたいって。あの美しさに出会えるなら、また佳代という役をやりたい。今度は、あのときとは違う目線で演じられるかもしれないですしね。底なし沼にいる感覚は最近までありました――本作の湖は、どこにも行けない閉塞感や、いろんなことを象徴しているように感じました。お2人の中にも、湖のような感情はありますか。松本全然あるな。福士知りたいです。松本ずっと混沌としていたので(笑)。私はそれを湖ではなく、沼と表現していたんですけど。売れない時期は底なし沼に自分が溺れて、誰にも見つけてもらえないような感覚でした。別に苦労話をしたいわけではないし、それを苦労だと思っていないけど、底なし沼にいる感覚は、本当につい最近までずっとありましたね。福士撮影期間中に、琵琶湖を船でまわらせていただいたのですが、琵琶湖は一番深いところで水深100mくらいあるらしくて。底に沈んだ昔のものが、網などに引っかかって出てくることがあるそうなんです。でもそれだけ深いと、水圧の関係で水面に上がっていく途中で泡みたいに溶けたり爆発してしまうこともある。その話を聞いたときに、なんて面白いんだろうと思いました。きっと原作の吉田(修一)先生もそういう象徴として湖を用いたのではないかと。――福士さんにも、そういう気持ちがあると。福士あるんだと思います。湖は、海や川と違って、流れがないから堆積する。それは、僕たちの行きづまる感覚に似ていて。掘り起こされた瞬間に爆発するのも、僕らの感情に通じるものだと思います。自分の中で鬱積していたものが、ある瞬間に何かの弾みで表に出る。大抵そういう感情はネガティブなものだと思いますが、でもそれが表出された瞬間は、ある種発散に似ていて気持ち良かったりするんですよね。――俳優というのは、そんな湖の底に沈めた感情を引きずり出して表現する仕事でもあります。そうした仕事を生業にしていることへの業を、今回やってみて感じましたか。松本(「どう?」という視線で福士を見つめる)福士……感じました!感じたというより、大森監督がそれを引き出してくれました。大森監督は、台詞に対して心から言いたくなったタイミングで言ってほしいという監督。極論、そういう感情になるまで言わなくてもいいという意味なんです。これは心の扉を開いて、その奥にあるものを引っ張り出してくる作業ですし、一番手前の扉では物足りない。何重にもなっている鍵を開けた先にあるものを、大森監督は見たがっている。監督のおかげで、否応なく役者の業を突きつけられている感覚になりました。松本今回の作品がまさにそうですけど、こういう場を与えられたときに、尻込みしながらも挑戦したいと思ってしまうことがすべてなんですよね。これだけ役者という仕事を続けながら、いまだに私はこれができると自信満々に言えるものが何もない。そのくせにお芝居以上の快感を得られるものが見つからないままなんです。演技をしていても、最高潮だと思える瞬間なんて滅多になくて。でも、時折、そう思える瞬間がある。その一瞬に、私はずっと病みつきになっているんです。きっとその瞬間こそが、私が生きていると思える瞬間。一瞬の快感を味わいたくて、お芝居を続けているところがあるかもしれません。取材・文:横川良明撮影:映美福士蒼汰スタイリング:オク トシヒロヘアメイク:佐鳥麻子松本まりかスタイリング:コギソマナ(io)ヘアメイク:桑野泰成(ilumini.)衣装協力(※すべて税込価格):トップス¥18700,プリーツパンツ¥61600/HATRAピアス¥231000/メシカジャパン(メシカ)サンダル/スタイリスト私物ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント福士さん・松本さんのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) より全国公開『湖の女たち』ポスタービジュアル公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年05月10日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」から、各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。今年の映画祭は6月4日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、6月17日(月)のアワードセレモニーまでの期間を東京の複数会場で開催。すでに4月25日(木)からはオンライン会場もスタートしている「SSFF & ASIA 2024」。6月30日(日)までの期間、「Illuminate your life ~いのち 照らせセカイ 照らせ」のテーマのもと、映画祭プログラマー選りすぐりのショートフィルム約270作品(コンペ以外の特別上映作品を含む)がラインアップされている。◆世界114の国と地域から集まった4,936点の中から選びぬかれた約270の上映作品アカデミー賞につながるライブアクション部門のジャパンカテゴリーには、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンなど監督にも挑戦した俳優たちのショートフィルム作品が見事ノミネート。『イツキトミワ』 (Yours)監督: 福士蒼汰『イツキトミワ』(Yours)監督:福士蒼汰/25:00/日本/ドラマ/2024肉体労働で家計を支え、かつて美大進学を目指していた一葵は、ギャラリーで自分の作品を見つめる三羽と出会う。徐々に親密になるが、それでもとけない壁がある。満月の夜に2人は、一歩踏み込んだ話を始めるが…。◆特別上映作品には日本初公開作品が登場インターナショナルプログラム 特別上映『自慢の息子』幻のジョン・レノンが登場する『Now and Then: The Last Beatles Song』、ベン・ウィショー主演『自慢の息子』、レア・セドゥ主演『家から逃れて』などが日本初公開。エイドリアン・ブロディ主演『マスコット』ほか、第86回アカデミー賞外国語映画賞タイ代表『Countdown』のナタウット・プーンピリヤ監督作品『姉妹』、フィリピンで最も興行収入をあげた『ハロー・ラブ・グッバイ』、キャシー・ガルシア・サンパナ監督『運命のコイン』などアジア発の注目作も。アジア インターナショナルプログラム 特別上映『姉妹』◆レインボー/韓国/スポーツ今年の映画祭が特集するプログラムは…「自分らしく生きる」LGBTQの視点が描かれるドラマの数々、大人気『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』や、元「U-KISS」のケヴィン・ウー主演『ソウル・スイッチ』、韓国版「花より男子」ク・ヘソン監督作品など韓流熱が高まる特集、国際的なスポーツ大会の開催にちなむスポーツをモチーフに夢を追う人々を描く感動作など。『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』監督:BYEONGJUNE KIM/韓国/10:51/ドラマ/2023映画という夢のために走ってきた主人公たち。ある大学のサークルで仲間となり短編映画を製作することになるが…。K-POPボーイズグループ「Stray Kids」が主演。◆オンライン会場ではAIプログラム、レインボープログラムなど4プログラムを先行配信応募作品の潮流を体現する、AIを使用して制作された作品の特集、LGBTQ特集、恒例となった5分以下で楽しめるVery Shortプログラム、25歳以下の新進気鋭の日本人監督作品を選出するU-25プロジェクトの4プログラムを先行配信、各プログラム5月24日(金)まで。その後、6月1日(土)~はオフィシャルコンペ&各プログラムの配信がスタートする。『ガチごっこ』『ガチごっこ』(Play for reals)監督:近藤穂佳/日本/4:58/ドラマ/2024みさき、ほたる、かけるの3人は「こども探偵団」を結成した。6月4日(火)映画祭開幕!豪華ゲストが登壇するオープニングセレモニー東京会場での上映幕開けとなオープニングセレモニーでは、映画祭代表・別所哲也と、アンバサダーのLiLiCoが、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンほか多彩なゲストを迎え、グローバルスポットライトアワード、U-25プロジェクト、J-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD、Shibuya Diversityアワード、Amic Signアワードなど各種アワード受賞作品の発表や表彰、新作ショートフィルムなど各種プロジェクトの発表、ショートフィルム上映を行う(変更の可能性あり)。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)~6月17日(月)開催。オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)上映会場:表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、赤坂インターシティコンファレンス、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、 ミカン下北、オンライン会場にて予定※開催期間は各会場によって異なります(シネマカフェ編集部)
2024年04月29日俳優の福士蒼汰と松本まりかがW主演を務める、映画『湖の女たち』(5月17日公開)の特別予告「男たち」編、「女たち」編が20日、公開された。○■福士蒼汰、荒々しい態度で財前直見を問い詰める今回公開されたのは、同作の登場人物たちを“男”と“女”2つの視点で描き出した特別予告映像2種。「男たち」編は、不審死事件を追う刑事・濱中圭介(福士)と伊佐美佑(浅野忠信)にフォーカス。事件の真実を追求するよりも犯人を確保することを優先し、容疑者に対し不当な取り調べや圧迫捜査を繰り返していく2人が、介護士の松本郁子(財前直見)に荒々しい態度で問い詰める様子も映し出されている。そして映像は、伊佐美の「濱中君よ、世界は美しいんかなぁ」という言葉で締めくくられる。「女たち」編には、事件が起きた介護施設で働き、次第に濱中とインモラルな関係に溺れていく介護士・豊田佳代(松本)、事件の真実を追いかける正義感あふれる週刊誌の若手記者・池田由季(福地桃子)、刑事の濱中と伊佐美に不当な容疑をかけられ、次第に心身ともに追い詰められていく介護士・松本郁子(財前)、池田が事件について調査していくうちに辿り着く、殺された100歳の老人の謎めいた妻・市島松江(三田佳子)ら4人の女たちが登場。心を縛りつけられていた彼女たちは、事件と過去に隠された衝撃の事実を通して、時に抗い、叫びながら自身を解放しようとする。登場人物たちと重要なシーケンスが断片的に切り取られた両映像は、不審死事件の裏に隠された深い闇と渦巻く人間模様を更に色濃く感じ取れる仕上がりとなっている。(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会【編集部MEMO】映画『湖の女たち』は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。
2024年04月20日俳優の福士蒼汰が、16日に都内で行われた映画『湖の女たち』(5月17日公開)の完成報告会に松本まりか、大森立嗣監督とともに登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■福士蒼汰、全ての行動に音をつけてしまう「仮面ライダー出身なので…」今作で大森監督と初タッグとなった福士は、「今回撮影3日目辺りまで全ての芝居にNGを出された気がする」と撮影を振り返る。「着替えているシーンで『今の、もう1回だ。声いらないから』と言われて。『声?』と思うじゃないですか? でも俺は意図せず着替えているという声を出していたらしいんです!」と話し、「俳優は往々にして、(勝手に)状況を説明する、みたいなこと(演技)をやってしまったりするんです。エンタメ作品では、わかりやすいからいいと思う。僕は仮面ライダー出身なので、全ての行動に音をつけるみたいなことは得意なわけです(笑)」と笑いを誘う。続けて「アクションにおいてはもちろんいいこと。でも自然なリアリティを求める作品では必要ないんだなということに気づいた。それを最初の3日間はどのシーンでもずっと意識していました。慣れちゃっているからできなくて、監督から『もう1回! もうわかってるよね?』みたいな感じで言われて(笑)」と明かし、「すごくヒリヒリはするんだけど、『これがリアリティなヒューマンドラマ、人間の心を描いた作品を撮る上での役者としての心構えなんだな』と学んだので、そういう意味でターニングポイントになったかなと思います」と大きな影響を受けた作品になったことを語った。
2024年04月16日女優の松本まりかが、16日に都内で行われた映画『湖の女たち』(5月17日公開)の完成報告会に福士蒼汰、大森立嗣監督とともに登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■松本まりか、『湖の女たち』完成報告会に登壇肩を出した黒のドレス姿で美肌をのぞかせた松本。「一年半ぐらい前に撮影した作品なんですけれども、この日がついに来たかという気持ちでいます。言語化をどういう風にしていいのか、私自身もわからない難しい映画ですけれども、よろしくお願い致します」と挨拶する。撮影の間に会話をすることもなかったという福士と松本に「今聞きたいこと」について質問が飛ぶと、松本は「笑ったお顔が見たいです」と回答。「今はもう見れましたけど、(撮影のときは)笑顔ってものを見たことがなかった。でも私のいないシーンでは結構笑顔だったと聞いて衝撃を受けて……(笑) そんなに楽しい撮影だったのかと。真相をお聞きしたい」と大森監督と福士に詰め寄る。大森監督が「(福士と)ご飯になんかも行っちゃったりしてね……」と話し、福士も「結構行きましたね」と振り返ると、松本は「なんですって!? ちょっと待って!! 本当に言ってます?」と思わず席を立ちあがり、「非常にまずいですよ……築70年くらいの旅館の6帖くらいの部屋に泊まらせていただいていたんですが、ず~~~~っと1人で悶々としていました……」とぼう然とした表情を見せていた。さらに、松本は大森監督と福士の距離感に違和感を感じていたそうで「きょうも3人で打ち合わせのときに、2人の様子がなんかおかしいと思った。なんでそんなににこやかな笑顔をしているのかな? そんな関係性だったかな? と思ったんです! あ、そうでしたか……」とうらやましそうに話した。これには福士と大森監督もタジタジの様子になり、「3人で行きましょうね!!」と松本に語り掛けていた。
2024年04月16日映画『湖の女たち』(5月17日公開)の完成報告会が16日に都内で行われ、福士蒼汰、松本まりか、大森立嗣監督が登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■福士蒼汰、松本まりかとコミュニケーションを一切取らない徹底した役作り「本来にこやかな人間」今作でW主演を務める福士と松本は今回が初共演。松本の印象について聞かれると、福士は「愛情深い人だなと感じています」と回答する。これを聞いた松本は「すっごいいい風に言ったでしょ?(笑) わかっているよ?」とニヤリ。笑いを誘った。改めて福士は「(松本は)人が好きなんだなとすごく感じて。だからこそ一切話さなかったらおもしろいかもと思っちゃった自分がいたんです。それで現場ではセリフ以外の会話は一切せず、笑顔も向けずにいた。会話ゼロでしたね!」と明かす。松本も「福士さんはさわやかなイメージだったのですが、初日のシーンを撮影したときにびっくりするぐらい恐ろしかった。こんな福士さんは見たことがないというくらい怖かったですし、変な色気もあった」と印象を語る。この福士の姿を見て「それ以外の彼を知りたくない、この人の笑顔とか優しさとか見たくないと思って。プライベートの会話も聞きたくない! と私も自身も思っていたので、すごく距離を取って目も合わせないようにしていました」と話した。初共演ながら全くコミュニケーションを取らずに撮影に挑んでいたという2人。福士は撮影を終えて不安もあったそうで「本来僕はにこやかな人間で、自分から積極的に話しかけに行く方でもあるんですけど、今回は話さなかったので、どう思われているのかな……と」と口にする。これに松本は「正直……嫌いでした。本当に福士くんと合わないな~と(思っていた)(笑)」と答え、会場を驚かせる。「そのまま(撮影が終わり)お別れしたので、そこから1年半会うことすらなく……先日、福士さんとの取材会が丸一日あったんですが、マネージャーさんに『合わないからあんまり話せないと思うけど、大丈夫かな』と言っていた(笑)」と振り返った。しかし、松本は取材会を終えた後の福士の印象について「どっちの本当の福士さんかわからないですけど、役が抜けた福士蒼汰さんはめちゃくちゃ好感度(高い)! こんなにしゃべりやすい。めっちゃいいじゃん! 福士蒼汰! と。すごい好きになりました」と話し、笑顔を見せていた。
2024年04月16日福士蒼汰と松本まりかが身も心もさらけ出す難役に挑んだヒューマン・ミステリー『湖の女たち』から、水中で撮影したポスタービジュアルと、キャスト陣の濃密でスリリングなアンサンブルを予感させる予告編が解禁となった。本作は、介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語が、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒するヒューマン・ミステリー。100歳の老人の殺人事件から物語が始まる本作は、福士さん演じる濱中圭介と松本さん演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら、抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに、過去から隠蔽されてきた恐るべき真実を引き摺り出していく。この度解禁されたポスタービジュアルは、2人が演じる圭介と佳代の「理屈では説明できない抗えない力」で引き寄せられ、溺れていく関係を表現するため、実際に水中で撮影され、本作の作品性を俳優たちが体現。まるで湖に沈んでいくように水中に漂う姿が印象的に映し出されている。また、解禁となった本予告では、刑事の濱中圭介と介護士の豊田佳代のただならぬ場面からはじまる。佳代の絞り出すような「私がやりました」という声とともに、バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」のパルティータ第2番ニ短調に含まれる「シャコンヌ」の切り裂くような旋律が流れ出す。圭介と伊佐美(浅野忠信)の執拗な取調べに「うちはやってないんや」と泣き叫ぶ介護士・松本(財前直見)、そして危うい関係を深めていく圭介と佳代の姿が次々と映し出される。「こんな人生望んでたんと違うよな」という圭介のセリフは一体、誰に向かって問われたものなのか…。一方、事件を追う週刊誌記者・池田(福地桃子)が事件の背景に旧日本軍731部隊の存在があったことを知り、佳代の働く介護施設で亡くなった100歳の老人の妻・松江(三田佳子)と対峙する様子も描かれ、「今、世界は美しいのだろうか―」と問いかけるような言葉とともに静かな湖畔が映し出される。断片的な映像の数々から豪華俳優陣の熱演による、濃密でスリリングなアンサンブルが期待できる予告編が完成した。過去から引き摺り出される事実は、どんな答えを導き出すのか。そして厳かに静まりかえった湖のほとりで、後戻りできない関係に堕ちていく圭介と佳代の行く末が気になる映像となっている。『湖の女たち』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月17日より全国にて公開©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年03月14日5月17日(金) から公開される映画『湖の女たち』より、ポスタービジュアルが公開された。吉田修一による同名小説を『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が映画化した本作。介護施設での殺害事件を発端に、福士蒼汰演じる濱中圭介と松本まりか演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに過去から隠蔽されてきた真実を引き摺り出していく。公開されたポスタービジュアルは、濱中と豊田の「理屈では説明できない抗えない力」で引き寄せられ溺れていく関係を表現するため、実際にプールに入り水中で撮影。まるで湖に沈んでいくように水中に漂う姿が印象的に映し出されている。併せて、本予告も公開。刑事の濱中と介護士の豊田のただならぬ場面からスタートすると、豊田の絞り出すような「私がやりました」という声とともに、バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』が流れ出す。濱中と伊佐美(浅野忠信)の執拗な取調べに「うちはやってないんや」と泣き叫ぶ介護士・松本(財前直見)、そして危うい関係を深めていく濱中と豊田の姿が次々と映し出される。また、事件を追う週刊誌記者・池田(福地桃子)が事件の背景に旧日本軍731部隊の存在があったことを知り、豊田の働く介護施設で亡くなった100歳の老人の妻・松江(三田佳子)と対峙する様子や、「今、世界は美しいのだろうか──」と観客に問いかけるような言葉とともに静かな湖畔が映し出されるなど、断片的な映像から豪華俳優陣によるスリリングなアンサンブルが楽しみな予告編となっている。『湖の女たち』予告<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) 全国公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年03月14日福士蒼汰と松本まりかを主演に迎え、吉田修一による傑作同名小説を大森立嗣の監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』の公開初日が5月17日(金)に決定。この度、福士さんと松本さんの凄みを目撃する特報映像が解禁された。本作は、全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。今回解禁となったのは、取り調べで意味深な言葉を投げかける浅野忠信演じる刑事と、自らを破滅へと追いやるかのように密会を重ねていく2人を収めた、濃密でスリリングなアンサンブルを予感させる特報映像。若手刑事の濱中圭介(福士さん)が介護士の豊田佳代(松本さん)を冷たい視線で見下ろすシーンから始まる。「湖でなにやってたん」凄みのある声で詰め寄る圭介に、佳代は何も言えず俯きながら、危うい関係を深めていく様子が描かれる。そして「機械は故障してへんの。故障したのは人間なんよ」とただならぬ凄みで問い詰めるのは、圭介の先輩刑事、伊佐美(浅野さん)だ。「こんな女になってしまって、ごめんなさい」と声を絞り出すように謝る佳代。暗闇で自らを破滅へと追いやるかのように密会を重ねる2人が描かれる。「あの日以来、私は一度も美しいものを見てないわ」そう呟く初老の女性・松江(三田佳子)が見たものとは何なのか。それぞれの時代に葬られた罪の重さと、人間が背負う原罪について思いを馳せずにいられない、人間という存在の本質を問いかける特報となった。『湖の女たち』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月17日より全国にて公開©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年02月07日千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンが監督を務める「アクターズ・ショート・フィルム4」の主要キャストとポスタービジュアルが公開された。予算・撮影日数など、同条件で俳優たちが25分以内のショートフィルムを製作し、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す企画「アクターズ・ショート・フィルム」。第4弾となった今回は、千葉監督作『ハルモニア』に、一ノ瀬颯演じる俳優・よしあきの誕生日会に集まる仲間たちとして工藤遥、ヒコロヒー、山崎樹範。仲監督作『撮影/鏑木真一』は秋山竜次(ロバート)演じるカメラマンの上司・同僚役として、杉本哲太と寛一郎。福士監督作『イツキトミワ』は、清水尋也と芋生悠がW主演を務め、一樹(清水尋也)の職場の先輩役として小澤征悦と木村了、三羽(芋生悠)の友人役として伊澤彩織が出演。森崎監督作『せん』は、シリーズ初のミュージカル映画となっており、中尾ミエと鈴木伸之が出演。また、おばあさん(中尾さん)の家で流れるラジオの音声として、津田健次郎が登場。脚本・作詞は、数々のミュージカル作品を手掛ける上田一豪が担当した。▼各作品のあらすじ『ハルモニア』俳優のよしあき(一ノ瀬颯)の誕生日、気の置けない仲間たち(工藤遥、ヒコロヒー、山崎樹範)が集まってくる。それぞれ違う人生を歩みながら、わかりあえる最良の関係。その帰り道、仲間のひとりに哀しい知らせが飛び込んでくる。『撮影/鏑木真一』週刊誌のカメラマン鏑木(秋山竜次)は、特ダネを連発した過去をもつが、スキャンダルを暴露し女優を死に追いこんでしまう。スランプに陥った鏑木は、上司や同僚(杉本哲太、寛 一 郎)に再起を誓うが、ある日、追いかけていたアイドルの情報をタレコミする発信元不明のメッセージを受け取る。『イツキトミワ』肉体労働で家計を支え、かつて美大進学を目指していた一葵(清水尋也)は、ギャラリーで自分の作品を見つめる三羽(芋生悠)と出会う。徐々に親密になる二人だが、それでもとけない壁がある。満月の夜に二人は、一歩踏み込んだ話を始めるが――。『せん』田舎暮らしをするおばあさん(中尾ミエ)のいつもの一日が始まる。ちゃぶ台で役場の若者(鈴木伸之)と朝食をとり、縁側で配達員とお茶飲み話をする。そんないつもと変わらない日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。「アクターズ・ショート・フィルム4」は3月1日(金)0時~WOWOWオンデマンドにて全作配信開始、3月8日(金)23時30分~WOWOWプライムにて毎週1本ずつ放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月07日福士蒼汰と松本まりかが共演、吉田修一原作の小説を大森立嗣監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』の公開初日が5月17日(金)に決定。物語のキーポイントを捉えた場面写真が一挙解禁となった。本作は、全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき衝撃的な映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。今回解禁となった場面写真は、若手刑事の濱中圭介(福士蒼汰)と介護士の豊田佳代(松本まりか)が濡れた体でボートの上に横たわっている意味深なカット、圭介とベテラン刑事の伊佐美佑(浅野忠信)が介護士の松本郁子(財前直見)に対し冷徹な取り調べを行っている姿。佳代が何かに怯えながら一点を見つめている姿、若手記者の池田由季(福地桃子)が聞き込み取材を行う姿など全9点。事件に翻弄されていく登場人物たちを映し出したカットの隅々に、俳優陣の圧倒的な凄みが滲み出し、壮大なミステリー作品だということを予感させる。また、本作の前売り特典付きムビチケが発売決定。購入者には特典として、広大な湖を背に、福士さんと松本さん演じる圭介と佳代、特殊な関係に溺れて行く2人を映し出した、美しくもどこかはかないビジュアルのオリジナルポストカードをプレゼント(本ムビチケ、特典ともになくなり次第終了)。『湖の女たち』は5月17日(金)は全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月、全国にて公開予定©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年01月26日映画『湖の女たち』の公開日が5月17日(金) に決定。併せて場面写真が公開された。吉田修一による“現代の黙示録”とも言うべき同名小説を、『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督・脚本にて映画化した本作。ある日、湖畔の介護施設で百歳の老人が殺されてしまう。事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・濱中圭介(福士蒼汰)とベテランの伊佐美佑(浅野忠信)は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行っていくが、その陰で圭介は、取り調べで出会った介護士・豊田佳代(松本まりか)への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田由季(福地桃子)は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、過去から隠蔽されてきた恐るべき真実が浮かび上がる――。このたび公開されたのは、圭介と佳代が濡れた体でボートの上に横たわっている意味深なカットや、圭介と伊佐美が介護士の松本郁子(財前直見)に対し冷徹な取り調べを行っている姿、佳代が何かに怯えながら1点を見つめている姿、若手記者の池田が聞き込み取材を行う姿など全9点。事件に翻弄されていく登場人物たちが映し出されている。また本作のムビチケ前売券は、本日1月26日(金) より発売中。購入者特典として、広大な湖を背に、圭介と佳代、特殊な関係に溺れていくふたりを映し出した、美しくもどこかはかないビジュアルのオリジナルポストカードがプレゼントされる。映画『湖の女たち』ムビチケ前売券特典:オリジナルポストカード<作品情報>映画『湖の女たち』5月17日(金) 公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年01月26日千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンがショートフィルムの監督に挑戦する「アクターズ・ショート・フィルム4」のキャストが決定した。予算・撮影日数など同条件で人気俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。監督の千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、 森崎ウィン千葉雄大監督作の主演には、ドラマで様々な役を演じる若手人気俳優の一ノ瀬颯、そして仲里依紗監督作では、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が週刊誌のカメラマン役に挑戦。福士蒼汰監督作には演技派・新進若手俳優の清水尋也&芋生悠。そして森崎ウィン監督作には芸歴60年以上の大ベテラン中尾ミエ&元劇団EXILEの鈴木伸之が歌唱シーンに挑み、W主演する。千葉雄大監督作『ハルモニア』の主演・一ノ瀬颯は、2019年「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の主演でデビューしその後大河ドラマ「麒麟がくる」やTVドラマ「いちばんすきな花」を経て、現在は「王様のブランチ」などのバラエティでも活躍中。今回は“俳優役”として、千葉雄大2作目の監督作を飾る。仲里依紗監督作『撮影/鏑木真一』の主演・秋山竜次は、お笑いトリオ・ロバートでの活躍はもちろん、芸歴20年を超えたいま、秋山さん自身が様々な職種で活躍する人物に扮する「クリエイターズ・ファイル」でも大人気を博す。今回挑むセリフをあえて使わない難役も、秋山さんの息遣いと表情を駆使した演技に大注目だ。仲監督とはテレビ長崎「仲里依紗の長崎フリータイム」でも共演中で、今回は仲監督の熱望でキャスティングが実現。福士蒼汰監督作『イツキトミワ』は、映画『渇き。』、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』、『さがす』など数々の作品に出演し、第11回TAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞した清水尋也と、2014年に第3回ジュノン・ガールズ・コンテストでファイナリストに選ばれ映画『左様なら』、『ソワレ』で主演を務めたほか多数の映画・ドラマ作品に出演している芋生悠がW主演。ともに演技派で独特な存在感を放つ2人が魅せる世界やいかに?そして森崎ウィン監督作『せん』は、1962年に歌手デビューし、100万枚を越える大ヒットを記録したのち、歌だけでなく映画やドラマ、トーク番組、そしてブロードウェイミュージカル「PIPPIN」でも活躍を見せた中尾ミエと、2010年劇団EXILEに加入後、映画『桐島、部活やめるってよ』、TVドラマ「あなたのことはそれほど」でも注目を浴びた鈴木伸之が主演を務める。森崎さんが監督したミュージカル映画で2人が披露するパフォーマンスも必見だ。「アクターズ・ショート・フィルム4」は3月1日(金)午前0時~WOWOWオンデマンドで全作配信開始。3月8日(金)よりWOWOWプライムにて毎週1本ずつ放送。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンがショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム4』の各作品のキャストが決定した。『アクターズ・ショート・フィルム』とは、人気俳優たちが予算・撮影日数など同条件で25分以内のショートフィルムを製作し、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル &アジア』(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。千葉監督作『ハルモニア』はドラマで様々な役を演じる一ノ瀬颯、仲監督作『撮影/鏑木真一』はお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、福士監督作『イツキトミワ』は清水尋也&芋生悠、森崎監督作『せん』は中尾ミエ&元劇団EXILEの鈴木伸之がそれぞれ主演を務める。併せて、各作品の放送・配信日が発表された。<番組情報>『アクターズ・ショート・フィルム4』3月1日(金) 午前0:00~WOWOWオンデマンドで全作配信開始3月8日(金) よりWOWOWプライムで毎週1本ずつ放送!3月8日(金) 午後11:30~ 千葉雄大監督作『ハルモニア』3月15日(金) 午後11:30~ 仲里依紗監督作『撮影/鏑木真一』3月22日(金) 午後11:30~ 福士蒼汰監督作『イツキトミワ』3月29日(金) 午後11:30~ 森崎ウィン監督作『せん』詳細はこちら:
2024年01月26日パズルのピースのように、個性のバラバラな男女の恋愛模様を描くドラマ『アイのない恋人たち』。主演の福士蒼汰(30)が演じる久米真和は、人を愛することから逃げている売れない脚本家だ。「真和は、仕事に誇りを持っているからこそ、何も成し遂げていない自分を認められない人。恋愛はもちろん、友達付き合いにも消極的です。意固地になるのはわかるけど、僕はどちらかというと、仕事は楽しさを大切にしたいタイプ。人前で格好つけたり、マウントをとったりするところも、僕自身にはない要素です。ひねくれている真和ですが、いい脚本が書けなくて一人悩む姿は、ピュアでかわいかったりするんですよ(笑)」演じる役柄について、客観的かつ大人な目線で語る福士だが、本人にも真和のように“こじらせていた”時期があったとか。「実は10代後半から20代前半にかけては、プレッシャーもあるし、こじらせずにはいられなくて(笑)。他人と関わらずに、目の前のことしか見えていないのは、真和と同じだったかも。でも僕は、25〜26歳のころから、意識的に人と会うようにして、世界が広がったというか。いろいろな出会いを経て、まっすぐな自分に戻ることができました」本作には、大人だからこそ感じる孤独や、恋愛への葛藤が描かれる。福士自身も、昨年30歳を迎えているが、登場人物たちの恋愛模様をどう思うのか。「アラサーの恋愛は、すごく人間的だと思います。10代のころみたいなキラキラした美しさはなくても、お互い理性が働くからこその愛情表現や関係性があるのかなと。ただ、登場人物たちには、『素直になればいいのに!』と言いたくなります(笑)」最後に、ドラマタイトルとかけて、福士が今いちばん「愛」を感じるものについて聞いた。「犬たちです。友人が立ち上げた保護犬施設によく顔を出していて。責任が伴うので安易に飼うことはできませんが、触れ合っていると、やっぱり愛がこぼれてしまいます」(ヘアメーク:甲斐学美/wani)
2024年01月26日