フランク・ワイルドホーンのナンバーを日本、米国、韓国の実力派スターが熱唱
を次々に披露。見事な歌唱に会場は大いに沸いた。
贅沢な組み合わせによるデュエットもこの日の目玉のひとつ。ワイルドホーンの名声を決定づけた作品『ジキル&ハイド』のナンバーから、和央&城田が『罪な遊戯』を雰囲気たっぷりに歌う。ゲストのイ・ジヘも同作の『あれは夢』を聴かせた。次に、QUEENのトリビュートアルバムに参加した経歴をもつマルーリスは『ボヘミアン・ラプソディ』で会場を興奮の渦に巻き込んだ。
『ドラキュラ』からもう1曲『Loving You Keeps Me Alive』を披露した和央は、そのまま帽子を着けて早変わりし、『イカれた帽子屋』(『アリス・イン・ワンダーランド』)で多彩な魅力を見せた。そして、マルーリスが『モンテ・クリスト伯』の『地獄へ堕ちろ!』を熱唱。
第1部のラストは城田優が『ジキル&ハイド』の『時が来た』で飾る。
休憩を挟んで行われた第2部も、集まった会場の観客がワイルドホーンだけがもつ楽曲の魅力とアーティストの見事な歌声に酔いしれた、贅沢な夢のような一夜となった。取材・文:小田香
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