『Run For Your Wife』山本一慶「憎めなさを出したい」
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山本一慶
7月27日(土)から31日(水)まで東京・三越劇場にて舞台『Run For Your Wife』が上演される。本作はイギリスの劇作家レイ・クーニーによる戯曲で、日本でも何度も上演されているコメディ作品。主演の山本一慶に話を聞いた。
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山本にとって初のコメディ作品となる本作。「脚本を読んで、計算しつくされた上質なコメディ作品だなと思いました。笑わされるのと同時に、どうなっていくのかワクワクする内容で、脚本を読んでいるだけでも楽しくて。そこに挑戦できるのはありがたいです」。これまでも舞台上で“笑いを取る”ことはやってきたという山本だが「でも、そういう笑いとは違いますよね。
登場人物のすれ違いだったり、勘違いだったり、そこから生まれる出来事だったりが、被さり合って被さり合って生み出される笑いですから。だから正直、不安もあります。舞台上でのキャッチボールがうまくいかないとおもしろくならないから」。
主人公にはふたりの妻がいるけどバレたくない!というドタバタ劇。山本が演じる主人公のタクシードライバー ジョン・スミスは「重婚している最悪なヤツなんですけど(笑)、脚本を読んでいると憎めないんですよね。