小野田龍之介
現在全国ツアー中の『レ・ミゼラブル』にアンジョルラス役として出演。またこの7月にはファンクラブも開設されるなど、若手ミュージカル俳優として今最も有望視されている小野田龍之介。来年には『ミス・サイゴン』、そして今秋にはブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』と出演舞台が続く。そこで次回作2本について、小野田に話を聞いた。
【チケット情報はこちら】
『ミス・サイゴン』のクリス役として初めて舞台に立ったのは2016年。当時を振り返ってもらうと、その表情にはいまだ緊張の色が滲む。「キムとクリスで言うと、前回のキャストの中で僕だけが“初めまして”だったんですよね。それこそ稽古前半はものすごく不安で、勝手に孤独と戦っていた感じ。
でも本番が始まって、観た方から“初めてクリスに共感出来た”といった意見をいただけた時は、本当に嬉しかったです」
どちらかといえば『レ・ミゼラブル』の方が好きだったという小野田。しかし実際に参加したことである変化が…。「やってこんなに好きになる演目は初めてっていうくらい、クリスという役と、『ミス・サイゴン』という作品に対して思い入れが強くなりました。