Kバレエカンパニー『マダム・バタフライ』開幕目前! 芸者衆による日本の美を鑑賞
『マダム・バタフライ』イベントの模様撮影:川野結李歌
熊川哲也主宰のKバレエカンパニー創立20周年記念公演『マダム・バタフライ』がいよいよ9月27日に開幕する。初日を2週間後に控えた9月13日、熊川が「ダンサーたちに“蝶々夫人”が身を置いた当時の日本文化に触れて欲しい」と旧知の東京神楽坂組合理事長 渡辺和子氏の協力で神楽坂芸者衆を招き、唄、三味線、踊りの芸を鑑賞するイベントが行われた。
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熊川は今回の趣旨について「『マダム・バタフライ』はカンパニー20周年を祝う素晴らしい作品になると思います。東洋と西洋の舞踊のコラボレーションを日々模索しつつ、この何か月間、試行錯誤してきました。ダンサーたちは普段西洋のものには慣れ親しんでいますが、日本の文化を知っているようで知らない。この機会に日本舞踊の世界を見て、着物での踊りや日本の“侘び寂び”を感じ、(作品に生かして)演じて欲しい」と語った。
カンパニーのダンサー全員が見守る中、神楽坂芸者衆が登場。まずは立方(踊り):きよ乃、三味線:夏栄、唄:眞由美による手ぬぐいを使った「佃流し」、お座敷でフィナーレ曲に使われるというにぎやかな「さわぎ」