久保田悠来『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界に浸れることが楽しみ
近い未来がこうなってしまったら怖いなと思いながら見ていたのですが、月日が経つにつれ、その未来が現実に近づいているのかもしれないと思うと怖いですね」と、アニメで描かれる世界ながらも現実とリンクしても考えらえる物語について、言葉を選び語る。さらに付け加えるように「もしかして虚淵さんは未来から来たのでしょうか」と、独特な久保田“節”が効いた発言でクスリとさせる場面も。
公安局刑事課には監視官と執行官が在籍し、狡噛ら執行官は、自らも潜在犯でありながら犯罪捜査への適性を認められた刑事。潜在犯との激しい攻防戦を繰り広げる場面や、公安局の刑事たちに携帯が許可されている潜在犯を裁く銃・ドミネーターを駆使してのパフォーマンスなど、人間ドラマだけでなくアクション面もこの舞台では注目どころ。久保田も「舞台でのアクションは見せ場のひとつとして欠かせない要素になると思います」と、今からやる気十分。「見る方が手に汗握るような臨場感を表現したいです」とアクション面への意気込みを語った。深いストーリー、迫力あるアクションと見せ場が詰まった本作をどう体現するのか。「楽しみなのは『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界観に浸れること、これに尽きます」