城田優、新演出版『ファントム』に手応え「最高のエンタメ完成」
ミュージカル「ファントム」より
城田優が演出を手がけ、自ら主演するミュージカル『ファントム』が、11月9日に東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した。
【チケット情報はこちら】
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を原作に、アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を担当した本作は、1991年に米で初演されたミュージカル。日本では2004年から宝塚歌劇団が公演を実施しているほか、2008・2010年には大沢たかお、2014年には城田の主演で上演された。今回は加藤和樹もタイトルロールを務める。
初日を控えた囲み取材にはW主演ふたりのほか、クリスティーヌ・ダーエ役の愛希れいかと木下晴香、フィリップ・シャンドン伯爵役の廣瀬友祐と木村達成(ともにWキャスト)が参加。それぞれ城田の演出家ぶりを「大変なポジションにもかかわらず、エネルギッシュにカンパニーを引っ張ってくれた」「作品に対する愛情を、誰に対しても平等に伝えていた」などと紹介し、感謝の気持ちを述べた。
城田はその言葉に恐縮しつつ、「演出と主演の両立は初めての経験で、人生でいちばん大変でした」と稽古期間を振り返る。