そして25日(木)はマーラーの交響曲第2番《復活》、26日(金)はベートーヴェンの《第九》と、「東京・春・音楽祭」でも主役の一翼を担う東京オペラシンガーズが活躍する合唱付きプログラムだ。
大きく注目されるのが、6月27日(土)に新宿御苑で行なわれる無料の「1万人の野外コンサート」だ。曲目は《第九》。ベートーヴェンの生誕250年に、緑豊かな広々とした庭園の特設ステージで、ドゥダメルとベルリン・フィルの《第九》が無料で聴けるスペクタクル!(ただし新宿御苑の入園料が別途必要)
出演合唱団は、世界各国から集まる約300人の「2020 One World Choir」。300人のうち100人はホール公演と同じ東京オペラシンガーズががっしりと固め、残りの200人を、ドイツ、スペイン、南アフリカ、オーストラリア、中国、そして日本など世界中のアマチュアによってあらかじめ組織される(公募ではない)特別編成合唱団だ。心配なのは梅雨の東京の天候。荒天の場合は翌日に順延されるが、多少の雨なら、開催されるというから、それも一興かも。いずれにしても悪天候による中止の可能性はかなり抑えられそうだ。
応募方法は2020年3月上旬に特設サイトで発表される予定。