くらし情報『「ミュージカル「陰陽師」~大江山編~」東京凱旋公演、上演中!』

「ミュージカル「陰陽師」~大江山編~」東京凱旋公演、上演中!

源家の「陰陽師」でもある源頼光(武藤賢人)は、兄・頼康(山川ありそ)の命を奪った妖を根絶やしにすることを悲願に生きており、源家の宝刀・鬼切(森田桐矢)と妖刀姫(長谷川唯)を伴い、鬼である酒呑童子(宇野結也)と茨木童子(土井一海)がいる大江山に乗り込む。一方、妖との共存を望む稀代の「陰陽師」である晴明(北村健人)は、妖である玉藻前(蘭舞ゆう)に依頼され、源氏一族の真相を調べ始める。すると、思いもよらない事実が発覚する――。

舞台ならではの、芝居、音楽、ダンス、映像技術の融合によって、人と妖が共存する“幻想世界”が鮮やかに表現されている本作。劇中の殺陣なども華やかで、エンターテインメント性の高い舞台となっている。しかしなにより、脚本・演出を手掛ける毛利ならではの、“人間(本作においては妖も含む)”の描写は舞台版ならでは。劇中でキャラクターひとりひとりが色濃く存在することで、RPGとしてはベーシックな展開であるバトルについても“なぜ戦うのか”、そして“妖と人間、何が違うのか”、“それは本当に敵なのか”と立ち止まらずにはいられない。妖を根絶やしにしたい頼光と、妖と共存を望む晴明、ふたりの想いの結末はぜひ舞台で確認してほしい。

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