世界遺産・二条城を彩る光のアートで新たなお花見体験
など、城内の随所に光とアートの演出が施されている。
初日の3月20日には門川大作京都市長とネイキッドの村松代表がオープニングイベントに登壇、開催に至った決断や、イマーシブアート展に込める思いなどを語った。
門川市長は「市民の皆さんの命と健康を守るために全力を挙げています」と新型コロナウィルス感染拡大防止対策を念頭に置いたうえで、「そんななか、子どもたちや多くの市民の方々から自宅にこもって、ストレスが溜まるといったお声も聞いています。健康が第一であると同時に健康で文化的な生活をすることも大事です。感染防止に万全の注意を払いつつ、美しい桜を見ていただこうと決断しました」と明かし、「ここからみんなで元気になってほしい」と続けた。
ネイキッド・松村代表も「桜というこの季節だけのものを楽しんでいただけたら。世の中が少しでも明るくなるよう、いい方向にいってほしいと、その力になれればと思っています」と声に力を込めた。また、自宅でもこのお花見体験ができるようにVRも企画中とのことで、「開催期間中に発表できると思う」と語った。
二条城では4月1日(水)より期間限定でスタッフの制服もリニューアルし、和装で観光客を迎える。