くらし情報『向田邦子の傑作に6名の出演者が囲み舞台で挑む!』

2022年9月7日 20:05

向田邦子の傑作に6名の出演者が囲み舞台で挑む!

向田邦子の傑作に6名の出演者が囲み舞台で挑む!

昭和を代表する脚本家・向田邦子の傑作『阿修羅のごとく』を舞台化。1979年放送の大ヒットドラマ全7本を凝縮、向田のセリフはほぼそのままに、シーンと登場人物を大幅にカットして描く、ある四人姉妹の物語。70歳の父親に愛人がいるらしいと、三女・滝子の連絡で集まった四人姉妹は、母親に知られず浮気を解消してもらう作戦を練るが、実はそれぞれ、自身の生活にも悩みがあり…。脚色は劇作家・演出家の倉持裕、演出は俳優としても活躍する木野花。出演は、長女・綱子が小泉今日子、次女・巻子に小林聡美、三女・滝子に安藤玉恵、四女・咲子は夏帆。夫など男性役は岩井秀人と山崎一がそれぞれ二役を演じ分ける。「10代の頃から向田作品が大好きだった」という小泉が会見、作品の魅力や意気込みを語った。

「阿修羅のごとく」 チケット情報

ドラマは小泉が12、3歳の頃に見ていた。
「今も鮮明にすべてを覚えているぐらい、衝撃的なドラマでした。それを今回、自分が演じられる。生きててよかったと思います」と喜ぶ。多彩な出版物からその世界観に触れてきた小泉にとって向田は「ずっと憧れている人」。他界した81年の翌年、小泉がデビューし偶然にも向田と組んでいた演出の久世光彦とすぐに出会う。

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