2017年1月7日 01:23
ルワンダ発でエシカルファッションに新たな風を。女子大生が立ち上げたファッションブランド「Alizeti」の挑戦
そもそもアフリカに興味を持ったきっかけは何ですか?最初はアフリカにこだわっていた訳ではなく、「貧困」ということに興味がありました。私は長崎県出身で、小さい頃から平和教育を受けてきた。高校生くらいまでは「平和=戦争がないこと」だと思っていたけど、学んでいくうちにイコールではないことに気づきました。じゃあ仮に戦争が無くなったらどうなるんだろうと考えた時、それでも貧困や差別はあるだろうと思って、貧困そのものに興味を持ち始めたんです。そこで、貧困の現場を知るべくアフリカでインターンをすることにしました。— なぜ留学ではなくインターンに?将来はアフリカで起業をしたいと思っているので、ノウハウを学ぶため日本人起業家の元でインターンをしました。
— 初めからファッションが目的でアフリカに渡った訳ではないんですね。では、いつからファッションという側面とビジネスを結びつけたんですか?やりたいことの軸は貧困解決ですが、ファッションが結びついたのは偶然でした。
初めてアフリカに来た時のことです。車から外の風景を眺めていたら、カラフルな布を巻いているアフリカ人女性に目を奪われました。腰に巻いてスカートにしていたり、頭に巻いたり、おんぶ紐にしていたり、自由な発想で布を使っていることに可能性を感じ「これはビジネスになるかも」