服を作ってくれる人たちに感謝した日の話《水曜のケセラセラ》
杉野服飾大学が「ファッション創造における芸術的技法の解析研究」というプロジェクトの一環で公開しており、資料はこちらのサイトからご覧いただけます。ここで公開されているパターンは5分の1のサイズだったので、ル・テアトル・ディオールと近い模型が作れるのでは、と軽い気持ちで組み立ててみました。
結論無理! 冒頭に言いました、「変な形の服が好きです。」この言葉の重さをずっしりどっしりと感じた2時間となりました。半身で諦めた。今回作ったのはYves Saint Laurent のウエストがキュッと絞られたスモーキングジャケット。普段何気なく着ているたくさんの服たちが、例えシンプルに見えたとしても、こんなにも複雑なパーツで作られているなんて、作ってみなければわからないことでした。型紙があれば量産できるとはいえ、一着にかかる労力は決して安いものではないのだなと、頭をひねって紙と戦った2時間で再認識。ちなみにわたくし、全く服作りの知識がないので感覚で組み立ててしまいました。
これを機に服作りの基礎を勉強しようと思います。毎シーズン、素敵な服を届けてくれるブランドの皆さん、どうもありがとうございます!こんな努力の末に、テンションを上げてくれるお洋服が完成するのですね。さぁ、明日も変な形の服を着よう!
Text : Azu Satoh
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