「ZEH住宅」補助金申請の落とし穴【ハウスメーカーに5年勤めて分かった!】
住宅の雑誌やテレビのCMを見ていると、どこのメーカーさんも「ZEH(ゼッチ)」という言葉を使っていますよね。
おそらく実際に見学に行くと、ほとんどの営業マンに「ZEHはご存知ですか?」と聞かれるのではないでしょうか?
なぜオススメするのかというと、消費者にとってメリットが大きいからです。
ただ、このメリットにとらわれすぎて、本来の家づくりの目的が本末転倒になってしまう事例もあります。
今回はハウスメーカーに5年勤めた筆者だから分かるZEH住宅にする注意点をご紹介します。
■ ZEHはメリットだらけ!でも苦労するのが補助金申請!
ZEH住宅は毎月の光熱費をゼロにすることができます。
ですが、何もしなくてもゼロになるわけではなく、条件が3つあります。
ABC / PIXTA(ピクスタ)
気密性の高い住宅にすること(断熱性)空調・照明・給湯・換気をあまり使わず省エネ効果の高い設備を導入すること(省エネ)太陽光発電などで、自宅で電気をつくる住宅(創エネ)これらの条件を満たすことで、光熱費のかからない家を実現させます。
KazuA / PIXTA(ピクスタ)
これだけでもメリットは充分ありますが、さらには国からの補助金がもらえることもメリットです。