くらし情報『「今が買い時です!」仲介業者のセールストークはどう解釈するべき?』

「今が買い時です!」仲介業者のセールストークはどう解釈するべき?

が求められます。

■ 仲介業者が即決を促す理由
仲介業者

mits / PIXTA(ピクスタ)

前述したように、仲介業者はいま実際に取引できる在庫物件しか紹介しません。

仲介業者の立場になると理解できるのですが、仲介業者が勧める物件は「市場の在庫物件のなかで一番のお勧め物件」であり、それ以外を勧める理由はあまりありません。

つまり、仲介業者にしてみれば、条件の良くない物件を紹介して取引が成立しないより、在庫物件のなかでその顧客の要望する条件に最も近い優良物件を見つけ出し、その物件を紹介するのが取引成立の近道なのです。

そのため、今決断してもらえないとせっかく「吟味して選択した優良物件」が他に取られてしまうかもしれないため「即決」を促すのです。
■ 「今決めないと他で決まってしまうかもしれない」は本当?
物件探し

irohana / PIXTA(ピクスタ)

仲介業者が扱う物件情報のほとんどは、市場で流通している情報です。

そのため、その物件情報は「タイムリー」にその他大勢が閲覧・検討しています。

ですので、本当にすぐ他で決まってしまうかもしれませんし、この後数か月に渡って決まらないかもしれませんが、仲介業者のセールストークで使われる「今決めないと他で決まってしまうかもしれない」

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