家の広さを左右する「用途地域」「建ぺい率」「容積率」正しく理解してる?
家を建てるときにまず気になるのが、土地の大きさ。
せっかくのマイホーム、広い家を建てられる土地選びがしたいですよね。
でも皆さん、土地面積が大きければ必ず広い家が建つ訳ではないって知っていましたか?
今回は「用途地域」に基づく「建ぺい率」と「容積率」をキーワードに、建てられる家のおおよその広さがどのように決まるかをご紹介いたします。
■ 用途地域とは?
「用途地域」とは、都市計画法で決められた、土地を無秩序に開発されることを防ぐための土地利用の指定のことです。
例えば、住居系であれば、第1種・2種低層住居専用地域、第1種・2種中高層住居専用地域、第1種・2種住居地域、準住居地域の7種類があり、それぞれ建物の高さや使用用途が決められています。
住居系でも、スーパーや銭湯、学校なども建てることができますが、地域によって建てられる建物の制限の厳しさが異なります。
naokisai / PIXTA(ピクスタ)
住居系以外にも、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域と、用途地域は全部で12に分かれています。
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この中で、工業専用地域を除くすべての地域で住宅の建設が可能です。