収納というのは本来、クローゼットの中とか、引き出しの中とか、ダンボール箱の中とか、アメリカの場合はガレージとか、そういうある限られたスペースの中に、かなりたくさんのモノを整理して納め込むことだと思います。
私個人としてはデザイナーという職業柄、常に分類不可能、整理不能な種々雑多なものを大量に溜め込んでいる状況です。
今回は、私が実践している「収納しない収納」をご紹介します。
■ 建築家・SANAAの“テーブル理論”って?
収納に困る小さな物は、そのままディスプレイするしかない! はしごや木製のラックもディスプレイ収納に便利。ディスプレイ収納は究極の収納しない収納
建築家・SANAAの“テーブル理論”をご存じでしょうか。
テーブルの上がいっぱいになったため、新たにテーブルを用意します。
100あったモノが、2つのテーブルが使えるため、50ずつになることで、かなり余裕ができると思ったら大間違い、100があっという間に200になるのです。
ゴミ箱にするには余りにもきれいで、バス用品のストレージにしている。オーバルのジンク(亜鉛)のバスケッ卜は本来飲み物を冷やすためのアウ卜ドア用ですが、今は靴収納に">
スウェーデン製のアルミのゴミ箱。ゴミ箱にするには余りにもきれいで、バス用品のストレージにしている。オーバルのジンク(亜鉛)のバスケッ卜は本来飲み物を冷やすためのアウ卜ドア用ですが、今は靴収納に
■ オープンディスプレイで“収納の場”を作る
帽子の丸い箱は、重ねて使えるので便利
私の場合、収納してしまうこと自体に大きな問題があります。