気に入った物件が「買ってはいけない物件」だったらどうすればいい?
を背負うことになるのもお忘れなく!
特別な許可で建てられた物件
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上記以外にも、再建築が不可または著しく制限される物件があります。
代表的なものは、市街化調整区域内で建てられた建物のうち、それが特別な許可を得て建てられたもの(農家分家住宅、用途限定の建物など)だった場合です。
そのような建物は、売買そのものが制限されたり、建て替えや用途変更ができなかったりする場合があります。
市街化調整区域内にある物件を検討する場合は、物件を紹介してくれた不動産業者にその内容をしっかり確認するとともに、所轄の市区町村役所に「建て替え、売買、用途変更」が可能かどうかを直接確認するなど、制限の詳細をしっかり把握してから購入するかどうかの意思決定をするようにしましょう。
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買ってはいけない物件が「自宅の隣地」だったり、「立地の希少性」や「低価格」などに魅力を感じ、将来的な不利益を知ったうえで購入を決める場合もあると思いますが、その場合は十分にその内容を認識・把握したうえで取引に臨みましょう!
※備考建ぺい率・容積率オーバーの物件や、再建築不可の物件であっても、その内容によっては融資を行う金融機関もありますので、ケースに合わせて不動産業者や金融機関にご相談ください。