消費税、登録免許税…最低限知っておきたいマイホーム購入時の税金4つ
マイホームを買うとき、売るとき、それぞれの場面で忘れてはならないのが「税金」です。
なんとなく知っている税金から、「そんな税金もあるの?」というものまで、住まいに関わる税金には色々な種類があります。
今回は、マイホームを購入する際にかかってくるおもな4つの税金の種類と注意点について解説します。
■ 1.消費税は課税される対象かどうか確認を
bee / PIXTA(ピクスタ)
さまざまなモノやサービスにかかる消費税ですが、その中でも一番高額となるのは間違いなく「建物」に対して課税される消費税です。
まず、不動産を売買する場合、消費税は土地に対してには課税されず、建物に対してのみ課税されます。
土地建物の総額が5,000万円の場合で、その内訳が土地3,000万円、建物2,000万円だとすると、消費税額は160万円(2000万円×8%)となります。
パンフレットや広告に記載されている物件価格は税込の場合がほとんどですが、もし税別表記の場合は建物価格をしっかり確認してください。
また、不動産の消費税は売主がその不動産売却を「業」として行う場合(売主が不動産業者などの場合)に課税され、それ以外(例えば売主が自分の自宅を売却する場合など)