不動産の値引き交渉でやるべきこと、やってはいけないこと
おそらく、人生のなかでもっとも高額な買い物であるマイホームの購入。
誰もが、高額の買い物である不動産を「少しでも安く買いたい!」と思うはず。
そこで、不動産業界で約30年間、実際の取引現場を見てきた筆者が考える、「不動産を購入する際の値引き交渉の方法」や、そのタイミング、やってはいけないことなどについて解説します!
■ 誰が交渉するの?
bee / PIXTA(ピクスタ)
まず、買主が売主と直接交渉する機会はほぼありません。
ほとんどの場合、売主と買主の間には「仲介業者」が介在しますので、値引き交渉は仲介業者を通して行うことになります。
ただし、売主が不動産業者などの場合で、売主が「直に販売」をしているようなケースでは当然、買主と売主が直接交渉することになります。
■ いつ交渉するの?
xiangtao / PIXTA(ピクスタ)
たくさんの物件情報を集め、いくつも現地を見学し、「お気に入りの物件が見つかったとき」こそが交渉するタイミングです。
逆にこのタイミング以外で仲介業者が交渉を引き受けることはありません。
値引き交渉をするうえで覚えておきたいのは、「買う意思を固めてから交渉を行う」