平家の弱点「浸水」を回避する土地選び【二拠点ギリギリ日記】
気温35度以上でカンカン照りな日々……、今年の猛暑は大変なものでしたね。
これからの家づくりは高気密高断熱など冬の寒さへの備えはもはや常識。
さらにこの想像を絶する夏の暑さをしのげる機能・性能が求められているなと感じます。
我が家は軒のある古風な平屋ですが、これが室内への直射日光をうまいこと遮ってくれました。
■ 土地探しでこだわったポイント
軒から覗く日差しは強烈
軒をなくしたほうが外観がスッキリするので、最近は付けないお家も多いと聞きますが、先人の知恵は意外なところで恩恵をもたらすものなのかもしれません。家づくり、なかなか奥が深いです!
さて今回は、筆者が平屋を建てるにあたり、土地探しでこだわったポイントをご紹介します。
■ 浸水する可能性の低い土地、どうやって探す?
地面と繋がるような外構も平家ならではの魅力です
夫婦ともに水平に伸びる世界観が好きで、以前から家を建てるなら平屋が良いなと話していました。
ただ平屋は、構造的には重心が低いので地震に強く、階段を使わずに生活できるバリアフリーというメリットがある反面、浸水という弱点があります。
耐震やバリアフリーは手間と費用をかければ対策できますが、リビングも寝室もすべて1階にある平家では、ロフトでも付いていない限り、浸水時はせいぜい大切な物を屋根裏に避難させるくらいしかできません。