提携ローンと非提携ローンはどう違う?どっちがおトク?
■ 違いその3. 最終決済の方法
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「非提携」の場合、物件の引き渡しと同時にローンが実行され、買主の口座に振り込まれます。
それを買主は、改めて売主の口座に振り込む必要があります。
しかし「提携」の場合は物件の引渡し前に、金融機関から融資金を直接売主(提携先)に振り込むことができます。
金融機関からすれば、「提携」ではまだ引渡しが行われていないのに融資金を振り込むというリスクを負います。
これも「提携」による不動産会社との契約による保証があるためです。
したがって「提携」の方が手続きを簡略化できます。「提携」だと、金曜日にローン実行し、土曜日に物件の引渡しを受けることも可能です。
しかし「非提携」の場合はローンの実行と物件引渡しは同時に行います。
なので、銀行の平日の営業時間内で決済を行う必要があります。
■ それぞれの違いを理解して、ベストな選択を!
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そのほかにも細かな違いがたくさんある「提携」と「非提携」ですが、ここでは特に大切な点を3つ挙げました。
不動産会社は手続きを自分たちで進めたいので「提携」