メキシコでは便器に紙は流せないって本当?日本と全然違うトイレ・バス事情
日本の常識が世界の常識ではない。
これはメキシコ在住の筆者が日々感じていることです。
メキシコに住んでいて日本と勝手が違い、困ることもよくありますが、そのたびに日本はなんて便利で恵まれた国だろうと改めて自分の国を見直したりしています。
今回は、日本とはかなり事情が違うメキシコのトイレ・バスについてご紹介します。
■ メキシコのトイレには大きなゴミ箱が必ずある
メキシコ家庭のトイレには、大きめのゴミ箱があるのが普通です。
その理由は、トイレットペーパーを便器に流せないからです。
メキシコでは、使ったトイレットペーパーは便器に流さず、ごみ箱に捨てるのがとても一般的です。
その理由は、水圧です。
水圧が弱いので、トイレットペーパーを入れてしまうとすぐにトイレが詰まってしまうのです。
また、トイレのつまりは、トイレットペーパーの質の悪さも関係しているなどとも言われています。
しかし最近では、水圧問題も改善されつつあり、トイレットペーパーを流す家庭も増えてきました。
筆者もメキシコでは何度も引っ越しをしていますが、水圧が弱く流せなかった家は1件だけ。
現在の家では基本的には流せますが、油断すると詰まってしまうので、小さめのゴミ箱をトイレに置いてあります。