「マンションは管理を買え」はやはり厳しい!? 将来は可能になるのか?
「マンションは管理を買え」とよく言われます。
マンションの住人にとっては、管理がきちんとされているかどうかは、重要なことです。
マンションは集合住宅であるがゆえに生活する中で制約を受けることもありますが、その一方で管理会社から様々なサービスを受けることにより、より楽で快適な生活を送ることができるようになっています。
「マンションは管理を買え」とは言われるものの、サービスには目に見えない部分も多く、自分のマンションの管理会社の水準が適正か否かは素人ではわかりにくいもの。
最近になって新しい動きが出てきたようなので、そのことについて書いてみたいと思います。
■ 「マンションを管理で買う」のは難しい
スイマー / PIXTA(ピクスタ)
筆者がタイヤ業界から不動産業界に転身したのはモーニング娘。がデビューした1997年ですが、その頃には既に「マンションは管理を買え」という言葉が存在していました。
「マンションは管理を買え」というのは、もともとはマンションにおける日常の管理の重要性を説いていたものですが、次第に意味が変わり、現在では「管理の良し悪しを事前に見抜いてからマンションを買え」