介護ベッドは寝たきりや肺炎予防に!介護者の負担も激減する使い方
介護者が肉体的に一番負担に感じるのがベッドでの介助です。
寝ている状態からの起き上がり、車椅子への移乗、オムツ交換などは、介護者の体力の負担を高める原因となっています。
そんな介護者にとって役立つのが「介護ベッド」。最近の介護ベッドは便利な機能が増えています。
その機能と介護者の負担がどのように軽減できるかをご紹介します。
■ 寝たきりにさせないための「介護ベッド」
高齢者は軽い病気やケガ、あるいは骨折などがきっかけで長期間、安静した結果、寝たきりになる人が多くいます。
Mills / PIXTA(ピクスタ)
寝たきりになると障害は全身の器官に及びます。
認知症の発症や進行にも影響するため、できるだけ起きている状態を保つことが大切です。
そこでオススメなのが介護ベッドです。
高さ調節や背上げ・膝上げ機能など、介護に必要な機能が備わり、介護者の負担とベッド利用者の快適性を高めてくれます。
■ 上体を起こすことで肺炎予防にも
寝たきり予防のためには自分で座ることが大事で、余程のことがない限り、上体を起こして生活することをオススメします。
ベッドの端に腰かけ、両足を床につけて座ることを「端座位(たんざい)」