「元利均等返済」と「元金均等返済」で得なのはどっち?【ハウスメーカーに5年勤めて分かった!】
上記のように金利が仮に3%だと総返済額の差が約230万にもなりますが、金利が1%だと約26万円の差になります。
近年では変動金利だと1%(※注)を切っているので、さらに差はないでしょう。
シュミレーションサイトを使えば、簡単に計算できますので、ぜひやってみてください。
※注審査結果によって金利の優遇幅は異なります。
また、元金均等返済ができる金融機関も限られているため、元金均等返済にしたい場合は、確認する必要があります。
まとめ
もとくん / PIXTA(ピクスタ)
元金均等返済の方が元金の減りが早く、総返済額も元利均等返済に比べると少ないと言われてきましたが、低金利が続いていることもあり、その差は現状においてはあまり大きいものではないみたいです。
総返済額を減らしたいがために、当初の毎月の返済額を無理してしまうのは本末転倒です。
どうしても少しでも総返済額を抑えたいという方は、毎月の返済額が家計を圧迫しないかどうか、しっかりと検討するべきです。
自分自身の毎月の収入に合わせた返済方法を選びましょう。
【参考】
※住宅金融支援機構【フラット35】元金均等返済と元利均等返済の違いは何ですか。